出前館や Uber Eats(ウーバーイーツ)を始める際に用意するデリバリーバッグですが、どうせ買うなら「いろいろなバッグを見てから決めたい」と思いますよね。
だけど、種類が多すぎて「どんなものを選べばいいか」とお悩みの方必見の内容です。
「みんながおすすめするものが欲しい」「おしゃれなものって無いの?」など、デリバリーに携わる人々が多様化する中で、デリバリーバッグに求められるものも多様化しています。
そこで、本記事では現役の配達員である筆者がおすすめするデリバリーバッグを、特徴別で紹介し「そもそもどういう種類があるのか?」「どう選べば失敗しないか?」を詳しく解説しています。
最終更新日:2024年4月26日
▽紹介するバッグの特徴▽
- 大容量でおすすめのデリバリーバッグ
- 軽くておすすめのデリバリーバッグ
- おしゃれなおすすめのデリバリーバッグ
また、実際にどういうバッグが選ばれているのか、バッグの販売で主要なAmazonのランキングを調査し、順位と参考になるレビューを紹介しています。
新規の購入や買い替えなどでデリバリーバッグを探している方は、是非バッグ選びの参考にしてください。
▽Amazonで買うならこれ!▽
▽その他おすすめのデリバリーバッグのレビューはこちら▽
デリバリーバッグはどこで売ってる?
公式(ロゴ付き)のデリバリーバッグを購入する場合、通常はネットショップなどの販売店で購入することとなります。
デリバリーサービスによって販売店はさまざまですので、下記で主な販売店を紹介します。
公式バッグの販売店
公式バッグとは、アプリのロゴが入っているものや専用にデザインされたデリバリーバッグのことで、主要3社のデリバリーバッグは下記のショップで販売されています。
- Uber Eats(ウーバーイーツ):キナラ公式ショップ
- 出前館:仕入館(同社が運営する飲食店向けのショップ)
- menu(メニュー):BASEオンラインショップ内の公式ショップ
上記のショップではそれぞれオンラインで購入が可能ですが、とにかく在庫が少なくすぐに品切れになるため(特に Uber Eats )、公式のデリバリーバッグを検討している方は、見つけたらすぐに購入しておくことをおすすめします(正規価格のものに限る)。
ただ購入にあたっては、転売ヤーからの購入には注意してください。
公式のショップ価格の1.5倍~2倍程度の価格で販売しているためすぐに見分けがつきますが、「高いなー」と言いながら購入する人もいるため価格には十分注意しましょう。
公式バッグの価格
- Uber Eats(ウーバーイーツ):4,000円
- 出前館:5,500円
- menu(メニュー):3,900円
また、「公式バッグの在庫の入荷まで待てない」「ロゴ無しのバッグが欲しい」などの理由で、非公式のデリバリーバッグを購入したい方は、下記で紹介しているショップで購入ができます。
非公式バッグの販売店
非公式バッグとは、アプリのロゴが入っていないデリバリーバッグのことで、今では安価ながら公式に劣らない品質の高いものが下記のショップで販売されています。
- Amazonや楽天などのネットショップの販売店
- ホームセンター
ロゴ無しのバッグであれば、キャンプやピクニックなどのアウトドアでも活躍するので、配達用途以外での利用がある方はこちらの方が向いています。
公式バッグで配達しなければいけないという決まりは無いため、保温保冷機能が付いたデリバリーバッグであれば何を使っても問題はありません。
ホームセンターのデリバリーバッグ
ホームセンターでは、デリバリーバッグというかキャンプ用で使うソフトクーラーが多く並べられています。
自宅の近所の島忠ホームズやコーナンでは、一部デリバリーでも使えそうだなというものはありますが種類は非常に少なく、リュックタイプのデリバリーバッグは1種類しか目にしませんでした。
↑コーナンで見つけた保温保冷機能付きのリュックタイプのバッグ(税抜き3,980円)※サイズが小さすぎるため配達で使うにはちょっと厳しいと感じました。
やはりリュックタイプのデリバリーバッグは、種類も豊富で選べるためネットで買うのが一番ですが、小さなソフトクーラーが必要な方(主にバッグ内のバッグとして)や、バイクのリアキャリアに載せるボックス(トランクカーゴ)が必要な方は一見の価値があると思います。
また、ホームセンターとは違いますがドン・キホーテでもデリバリーバッグを探してみましたが、実際に配達で使えそうなものは見つかりませんでした。
↑バッグ内のバッグとして使えそうなソフトクーラー
↑バイクのリアキャリアに載せると便利そうなハードタイプのボックス
結論、リュックタイプのデリバリーバッグはネット販売店での購入をおすすめします。
デリバリーバッグの種類
今やさまざまな種類のデリバリーバッグが販売されていますが、配達経験が無い方はどれを選んでいいか迷いますよね。
配達員がよく使用するデリバリーバッグの種類は、大きく分けて下記の3つに分けられます。
- 拡張式タイプ
- スリムボックスタイプ
- 小容量タイプ
ここからは、それぞれのタイプにはどんな特徴があるのかを解説していきますので、ご自分に合ったバッグのタイプを見つけてみてください。
拡張式タイプ
デリバリーバッグの大きさを拡張できるタイプで、現行の Uber Eats(ウーバーイーツ)配達バッグがこれにあたります。
その他、DiDi Food、foodpanda、Wolt などの公式バッグでも拡張式が採用されており、今のデリバリーバッグはこの形が最もスタンダードになりつつあります。
上の画像のように拡張式タイプは、下部の部分のみ拡張可能なものと、全面が拡張可能なものに分けられます。
拡張式のメリット
- ピザやお寿司など平らで大きな容器などにも対応可能。 ※お寿司の40貫入りなどのパーティーサイズの容器(30~35cm程)でも対応できる
- 容量が入るため大量案件(多くの料理を運ぶ配達依頼)でも対応可能。
拡張式のデメリット
- 重量が重くなりがち
こんな方におすすめ
- どんな料理の配達依頼でもこなしたい方
エリアやデリバリーアプリにより異なりますが、おおよそ全体の5~10%程度だと思ってください、ただ、まったく来ない時もあれば頻繁に来る時もあります。
そのため、大きな容器でも入れられるバッグを、はじめから選択しておくのが無難です。
スリムボックスタイプ
スリムボックスタイプは、一般的なデリバリーバッグ※と比較して、幅や奥行きが狭く設計されたバッグです。※一般的なデリバリーバッグとは、Uber Eats (ウーバーイーツ)の公式バッグを基準としています。
タイプ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 |
---|---|---|---|---|
スリムタイプ① | 35cm | 26cm | 45cm | 1.3kg |
スリムタイプ② | 33.5cm | 25.5cm | 41cm | 1.4kg |
一般的なバッグ (Uber Eats のバッグ) | 45cm | 28cm (拡張時42cm) | 45cm | 2.7kg |
スリムボックスのメリット
- 重量が軽いため長時間配達での肩や背中への負担が減る
- サイズがそこまで大きくないため取り回しがしやすい
- 狭い店内へのピックアップでも邪魔になりにくい
- 使わない時(保管時など)に邪魔になりにくい
スリムボックスのデメリット
- ピザやお寿司など平らで大きな容器は入れることができない ※一般的なピザのLサイズ容器は約35~36cmなため、奥行きが足りない
こんな方におすすめ
- ピザやお寿司専用のバッグを別途用意できる方におすすめ
- 長時間の配達を行う方におすすめ
- 体力に自信の無い方におすすめ
アカウントへの影響がありますがキャンセルします。キャンセルしすぎるとアカウントへのペナルティがある場合がありますので注意が必要です。
▽ スリムボックスタイプでおすすめはこちら▽
小容量タイプ
一般的なデリバリーバッグと比較して、サイズが小さなバッグです。
主にバッグ内のバッグ(画像左)として使われる用途から、ピザやお寿司などのように特殊な形状の容器が入れられる(画像右)ものまで種類はさまざまです。
代表的な小容量タイプのデリバリーバッグに画像左の「サーモスソフトクーラー15L」があります。
サーモスソフトクーラー15Lは、バッグ内のバッグに適したサイズであることや、サイズが小さいためピックアップ時の配達車両 ⇒ 店舗への移動や、ドロップ時の配達車両 ⇒ お届け先への移動に便利なため、多くの配達員が使用しています。
小容量バッグのメリット
- 料理やドリンクの温度を保てる(料理が冷めていたなどの低評価軽減が期待できます)
- ピックアップ・ドロップ時の移動が楽になる
- バッグ内で冷たいものと暖かいものを分けることができる
小容量バッグのデメリット
- 追加費用が必要
こんな方におすすめ
- サーモスソフトクーラーは、デリバリーバッグを配達車両に固定する方におすすめ
- ピザバッグは、スリムボックスタイプを使う方におすすめ
- サーモスソフトクーラー・ピザバッグは、料理の温度を可能な限りキープしたい方におすすめ
小バッグは必ず必要なアイテムではありません、配達を快適に行いたい方向けのデリバリーバッグです。
ただ、スリムボックスタイプのバッグを使用する方はピザバッグを用意しておくことをおすすめします。
デリバリーバッグの人気ランキングTOP5
ここからは、売れ筋のデリバリーバッグのランキングを紹介します。
Amazon の売れ筋ランキングを参考に、実際に選ばれているデリバリーバッグを順位付けしています。※2021年6月時点のランキング
デリバリー配達員にはどんなものが人気なのか気になる方は参考にしてください。
1位 Cherrboll(シェールボール)デリバリーバッグ
画像出典:Amazon.co.jp
Cherrboll(シェールボール)デリバリーバッグの参考レビュー
Amazonカスタマー
ウーバーイーツ配達として使ってます。使い勝手がいいです。
マックや吉野家などの品物がいい感じで入ります。200回近く配達してこのバッグに収まらなかったことはありません。
このバッグのいい所はコンパクトなリュックなので重くなく働きやすいですし、気軽に休憩がてらショッピングモール内で休憩できます。ウーバーイーツのバッグはデカすぎてショッピングモール内など気軽に私は入れません。だからこのバッグを重宝してますよ。
肩かけるところをもう少し頑丈にしてもらいたいです。あとは色違いも出して欲しい。白とか黄色とか。出たら結構皆んな買うと思う。
ただ一点これは防水ですか?確かに中の銀のシート内には雨は染み込みませんがバッグ自体の生地にはたっぷり水分をすってすごく重くなる。中板は厚紙でビチョビチョになってました。防水ではないと思います。
Amazonカスタマー
ウーバーイーツのバッグは重いのでこれにしましたが、軽くて丈夫で肩も痛くならないので助かりました。
ピザが入りませんが、ピザの配達はほとんどないので安心しています。
仕切りの板が1枚あり、これが冷たい飲み物と温かい食べ物を隔てるのに便利です。
ダブルの配達の時もこの仕切り板で分けると間違いがなくなりました。
ウーバーイーツのバッグに似ているし、デリバリーの配達に最適です。
Amazonカスタマーレビューから抜粋
価格 | 4,103~4,559円 |
幅 | 33.5cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 41cm |
重量 | 1.38kg |
機能 | 撥水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×3、折り畳み |
2位 VARNIC(バーニック)デリバリーバッグ
画像出典:Amazon.co.jp
VARNIC(バーニック)デリバリーバッグの参考レビュー
Amazonカスタマー
フードデリバリー 用に購入。
約300回の配達を終えて、買ってよかったと思える商品です。
サイズ的に、ピザ屋、すし桶、面積の広い弁当2つの横並びなどは難しいですが、そのような注文を避ければ、かなり使えるバッグです。
雨の日も何度も使いましたが、箱部分、箱の中は全く浸水せず防水性は高いと思います。(ベルト部分は当然濡れますが、、)
好みもあるでしょうが、自分的には2本のベルトでロックできるトップ部分の作りも安心して使えました。
付属の縦仕切りは、使用せず、マジックテープを追加し、横しきりのみ使用しました。
Amazonカスタマー
デリバリーの仕事をするため購入しました。
身長162ですが、大きすぎず小さすぎず背負いやすいです。
しっかりしたつくりなのにとても軽いです。
メッシュタイプ、マジックテープで止めるタイプ、2種類のポケットがサイドについているのでこちらも使い勝手がよさそうです。
耐久性と使いやすさはまだ仕事を始めてないのでわかりませんがなんとなくいい相棒になりそうです。
Amazonカスタマーレビューから抜粋
価格 | 4,000~4,300円 |
幅 | 35cm |
奥行 | 26cm |
高さ | 45cm |
重量 | 1.25kg |
機能 | 防水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×2、折り畳み |
3位 YummyRun(ヤミーラン)デリバリーバッグ
画像出典:Amazon.co.jp
YummyRun(ヤミーラン)デリバリーバッグの参考レビュー
Amazonカスタマー
ウーバーイーツの配達で購入。
3.5kgのウバック+0.7gサーモバックを入れて稼働していましたが
肩と首の痛みに悩まされていました。
最近はウバックじゃなくて無地のものやパンダバックで稼働したりしている人も増えてウバックじゃないと理不尽なBADをつけられるということも減ってきたと思うので人づてに軽くて楽と聞いて購入。
似たものがたくさんありますが、ファスナーが開けやすそうなことと防水があるということでこちらにしました。
使ってみたところ手提げ用の紐が欲しいと思いました。
店内では背負って入るとぶつけることも多いので下ろして入ります。
店外で背負うためリュック背後の紐では傾いてしまうため端と端を両手で掴んで運ぶのですが、扉が重い店も多くそこが難点です。
耐久性はやや心配です。
ファスナーが開けやすいと思っていますが、柔らかいゴムになっているため、頻度が高い配達ではそのうちちぎれると思います。
色々書きましたが、こんなに軽くて楽なら最初からウバックを買わなければよかったと後悔しています。おすすめです。
Amazonカスタマー
ウーバーイーツの配達で使いましたが、軽くて使いやすかったので長時間働いても肩が痛くなることなく配達できました。
チャックのロゴもお洒落で気に入ってます♪
Amazonカスタマーレビューから抜粋
価格 | 4,185~4,650円 |
幅 | 33.5cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 41cm |
重量 | 0.98kg |
機能 | 撥水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×3 |
4位 ロゴ入り配達バッグ(ブラック)Uber Eats 公式バッグ
画像出典:Amazon.co.jp
ロゴ入り配達バッグ(ブラック)の参考レビュー
Amazonカスタマー
ウーバー配達員をしています。
先代までのバッグ(ロゴ無し)に比べ、かなりしっかりした造りで値段以上です。
素材がアップデートされ、防水面は特に優れています。1日中雨の中使用しましたが全く問題無し。
次の日も全く湿ってませんでした。
※実際に配達を始める方は、中の仕切りや隙間埋めは必須です。(オススメは100均のアウトドア用の蛇腹状になった座布団の様なマットです、サイズドンピシャ!私は4つ駆使してます)
Amazonカスタマー
ウバック使わなくても配達できる、とは聞いてたのですが、やはり最終的にウバックになりました。
というのも、各お店はウバックに合わせて商品を作ったりしてるので、大抵の商品はウバックにピッタリ。私物のリュックですと効率が悪いこともしばしば。
あとブランド価値と言いますか、お店によってはウバックが無いと悪い評価をつけられたり、ウバックは?と聞かれたり。ウバック見せると安心してくれますね。
少し重くて肩はこりますし、防水も使用上完璧では無いですが、かなり便利なバックなのは間違いありません。定価なら間違いなく買いです。
Amazonカスタマーレビューから抜粋
価格 | 4,000円 |
幅 | 45cm |
奥行 | 28cm(拡張時42cm) |
高さ | 45cm |
重量 | 2.7kg |
機能 | 防水、サイズ拡張、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×3、バッグ内ポケット×4、ショルダーポーチ、車両固定用ベルト |
5位 Yushang(ユシャン)デリバリーバッグ
画像出典:Amazon.co.jp
Yushang(ユシャン)デリバリーバッグの参考レビュー
Amazonカスタマー
フードデリバリーの仕事において、ピザのLサイズが収納出来る拡張機能があり、かつ軽量でロゴが入っていないものを探していましたらこちらの商品にたどり着きました。
中の仕切りを固定するマジックテープのメスの量が足りないのでそれを付け足せば十分な機能性です。
色々な会社を同時オンラインする方にとっては
現状フードデリバリー用のベストのバッグかと思います。
Amazonカスタマー
ほぼ文句なしの最高の品でしたが、もう在庫切れになってしまいました。
少し大きなラーメン容器ですと横並びに2つが厳しい時があるので、
個人的には縦2センチ、横5cmくらい大きくなれば、完璧なバッグだと思います。
ただ現状のままでも、ほぼほぼ商品の収納に困る事はありません。
Amazonカスタマーレビューから抜粋
価格 | 5,999円 |
幅 | 40cm |
奥行 | 25.5cm(拡張時35cm) |
高さ | 36.5cm |
重量 | 2kg |
機能 | 撥水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×2 |
人気ランキングTOP5を比較
デリバリーバッグの人気ランニングTOP5を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
かんたんではありますが、TOP5を下記表にまとめましたのでご覧ください。
← スクロールでご覧いただけます。
メーカー名 | 1位 Cherrboll(シェールボール)デリバリーバッグ | 2位 VARNIC(バーニック)デリバリーバッグ | 3位 YummyRun(ヤミーラン)デリバリーバッグ | 4位 ロゴ入り配達バッグ(ブラック)Uber Eats 公式バッグ | 5位 Yushang(ユシャン)デリバリーバッグ |
タイプ | スリムボックスタイプ | スリムボックスタイプ | スリムボックスタイプ | 拡張式タイプ | 拡張式タイプ |
価格 | 4,103~4,559円 | 4,000~4,300円 | 4,185~4,650円 | 4,000円 | 5,999円 |
幅 | 33.5cm | 35cm | 33.5cm | 45cm | 40cm |
奥行 | 25.5cm | 26cm | 25.5cm | 28cm(拡張時42cm) | 25.5cm(拡張時35cm) |
高さ | 41cm | 45cm | 41cm | 45cm | 36.5cm |
重量 | 1.38kg | 1.25kg | 0.98kg | 2.7kg | 2kg |
機能 | 撥水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×3、折り畳み | 防水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×2、折り畳み | 撥水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×3 | 防水、サイズ拡張、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×3、バッグ内ポケット×4、ショルダーポーチ、車両固定用ベルト | 撥水、保温、保冷、反射板(リフレクター)、バッグ外ポケット×2 |
商品リンク | 商品をチェック | 商品をチェック | 商品をチェック | 商品をチェック | 商品をチェック |
この順位はあくまでも現時点でのランキングとなりますが、TOP3すべてがスリムタイプとなっており、サイズのコンパクトなバッグが人気であることがわかりますね。
個人的には「みんなピザの配達依頼はどうしてるの?」というのが気になりますが、レビューを見る限りではピザの配達自体があまりないようですね(私の配達エリアではけっこうピザ配達があるためうらやましい・・・)。
また、最新のAmazon売れ筋ランキングが気になる方は、こちらからご覧ください。※Amazonカテゴリーでは、デリバリーバッグは「エコバッグ」に分類されます。
【特徴別】おすすめのデリバリーバッグ
ここからは私を含め、現在現役で配達員として活動している方々がおすすめするデリバリーバッグを紹介します。
大容量でおすすめのデリバリーバッグ
ピザもお寿司も大量案件もお任せの、大容量デリバリーバッグのおすすめは「Uber Eats(ウーバーイーツ)公式デリバリーバッグ」です。
「迷ったらこれ」とかじゃなく、「これじゃないともう配達できん」というくらいの大定番アイテム。
初期の頃からの配達員の方は「第4世代ウバッグ」などと呼びますが、各世代の中でも過去一番のマスターピースと呼び声の高いデリバリーバッグです。
価格(適切な価格か?) | 4 |
サイズ(ピザなどの大型容器が入るか?) | 5 |
重量(重すぎないか?) | 2 |
使いやすさ(機能性は十分か?) | 5 |
おすすめ度 | 4 |
↑ Uber Eats 公式ショップ販売リンク
おすすめのポイント
- このバッグで運べないものは無し!
- 配達員の声から幾度となくアップデートを重ねた完成形バッグ
- 防水、バッグ内外ポケット、配達車両固定ベルトなど機能性抜群
- 他社の稼働時に利用しやすい控えめなロゴの大きさと配色(ロゴを隠しやすい)
項目 | サイズと重量 |
---|---|
幅 | 45cm |
奥行 | 28cm(拡張時42cm) |
高さ | 45cm |
重さ | 2.7kg |
▽ほぼ同じ仕様の「Uber Eats」のロゴ無しバージョンもおすすめです▽
↑ Uber Eats 公式販売ではありません
軽くておすすめのデリバリーバッグ
なるべく重量の軽いデリバリーバッグのおすすめは「Cherrbollデリバリーバッグ」です。
肩や背中の疲労で悩む前に、疲れやすい方、体力に自信の無い方は男女関係なく公式バッグを買う前にこちらを検討することをおすすめします。
自転車配達の方は特に!これ使ったら公式には戻れません・・・ホントに、軽さは正義ですから。
価格(適切な価格か?) | 4 |
サイズ(ピザなどの大型容器が入るか?) | 2 |
重量(重すぎないか?) | 5 |
使いやすさ(機能性は十分か?) | 3 |
おすすめ度 | 3.5 |
おすすめのポイント
- 1.5kgを切る重量で、とにかく軽い
- バッグを配達車両に固定しない方(背負う方)は検討の価値あり
- リフレクター、ポケット、チェストストラップなど基本は抑えつつシンプルな仕上がり
項目 | サイズと重量 |
---|---|
幅 | 33.5cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 41cm |
重さ | 1.38kg |
おしゃれでおすすめのデリバリーバッグ
人とかぶりたくない、おしゃれなデリバリーバッグのおすすめは「海外限定 Uber Eats アーティストバッグ」です。
日本未発売の限定品のため、残念ながらすでに生産終了してしまっており、価格も定価では買えずプレ値で3万円以上は覚悟が必要です。
状態の良い物で2万円以下で見つけたら買っておいて損はないレアもの、予算が許す方におすすめです。
備考:このプロジェクトに参加したアーティストは4名おり、4種類のデザインが存在します。特に「Melanie Lambrick(メラニー・ランブリック)」さんがデザインしたものが人気が高くメルカリやオークションサイトなどで価格が高騰しています。
価格(適切な価格か?) | 1 |
サイズ(ピザなどの大型容器が入るか?) | 5 |
重量(重すぎないか?) | 2 |
使いやすさ(機能性は十分か?) | 5 |
おすすめ度 | 3.25 |
おすすめのポイント
- 海外限定で発売されたアーティストデザインの公式バッグ
- 日本で使用する配達員は数十名程度ととにかくレア
- ポップな配色が全面にほどこされ、どこから見てもおしゃれなバッグ
項目 | サイズと重量 |
---|---|
幅 | 45cm |
奥行 | 28cm(拡張時42cm) |
高さ | 45cm |
重さ | 2.7kg |
▽その他おしゃれなおすすめデリバリーバッグはこちら▽
YAMAHA × FREAK’S STORE「ピンポンDASH」DELIVERY BAG
画像参照元:FREAK’S STORE
YAMAHA(モビリティ) と FREAK’S STORE(ファッション)を組み合わせて新しいスタイルを提案する両社は、架空のフードデリバリーサービス「ピンポンDASH」をモチーフにアパレルやデリバリーバッグ、キャップなどを展開。
大容量・防水の機能的なバッグに、どこか昔っぽさを感じるかわいらしいロゴがでかでかとデザインされ目立つこと間違いなしです。
安くておすすめのデリバリーバッグ
なるべく安くて品質の良いデリバリーバッグのおすすめは「VARNICデリバリーバッグ」です。
DoorDash(ドアダッシュ)公式のデリバリーバッグと同じバッグレイアウトを採用しているため使い勝手が良いのが特徴。
防水、仕切り板、リフレクター、ポケットと機能性も十分でクーポンやタイムセールが頻繁に行われているため3,500~3,700円程度で購入が出来ます。
価格(適切な価格か?) | 4 |
サイズ(ピザなどの大型容器が入るか?) | 2 |
重量(重すぎないか?) | 5 |
使いやすさ(機能性は十分か?) | 3 |
おすすめ度 | 3.5 |
おすすめのポイント
- リュックタイプのデリバリーバッグではトップクラスに安い
- 保温性も抜群
- 1.5kgを切る重量で、とにかく軽い
項目 | サイズと重量 |
---|---|
幅 | 35cm |
奥行 | 26cm |
高さ | 45cm |
重さ | 1.25kg |
デリバリーバッグ周りのアイテム
配達を始めると、バッグに付いた料理や汗の匂い、バッグの傷みなど初めてみないとわからないバッグにまつわる悩みが出てきます。
ここからは、そんな時に便利なものや、配達をより快適にするための便利アイテムを紹介していきます。
その他の、配達に必要な必需品は下記の記事にまとめてありますのでぜひ参考にしてください。
THERMOS(サーモス)ソフトクーラー15L
本記事中でもたびたび紹介しているソフトクーラーバッグ、一つあると配達の質がぐんと上がります。
THERMOS(サーモス)ソフトクーラー15Lのメリット
- 料理の匂いがバッグ内に移りにくくなる
- 冷たいものと暖かいものを分け、料理の温度を保てる
- 走行中の料理への振動を緩和してくれる
↑ Uber Eats 公式バッグでの使用例
サバイバルシート(バッグ内の詰め物)
料理をバッグの中で固定するアイテム(隙間を埋める)で、配達員の中では定番として使われているサバイバルシートです。
サバイバルシートのメリット
- 自由に形を変えることができるためどんな料理やドリンクにも対応可能
- 保温保冷効果にも期待できる
- お客様に見られても不快感を与えない
リアキャリア、固定器具(バッグ固定用)
配達中の疲労軽減でまず一番最初に考えるべきは、配達車両へのデリバリーバッグの固定です。
色々なアイテムの選択肢がありますが、価格とクオリティのコスパが優れているのはこのキャリアです。
↑ Uber Eats 公式バッグでの使用例、バッグ付属の固定ベルトを使用すればかんたんに固定できます。
自転車に荷台が付いていない方はこちらを検討してください。
その他アイテム
デリバリーバッグにまつわるその他のアイテム紹介です。
▽緩衝材▽
バッグ内への走行中の振動を和らげる緩衝材、100鈞などでも代用品が購入可能です。
▽ロゴ隠しマジックテープ▽
公式バッグにて他社稼働される方はつけておいた方が良いでしょう。黒テープなどでも代用可能です。
▽デリバリーバッグ用の雨カバー▽
雨や直射日光でバッグが痛むのを防いでくれますし、ロゴ隠しとしても使えます。(Uber Eats 公式バッグにはサイズはXLがおすすめ)
▽デリバリーバッグケア用品▽
夏になるとバッグが汗を吸って匂いの元となります(特に背中や肩があたる部分)。
また、バッグ内はさまざまな料理の匂いが染みつき「臭い」と感じるほど独特なにおいを発します。
最も手軽な対処法として重曹を薄めた水で洗い、天日干しすると匂いが取れますのでお悩みの方はお試しください。
デリバリーバッグは購入の必要があるのか?
デリバリーバッグは稼働するアプリの公式バッグを使用するのが最もベターですが、アプリによってバッグが「もらえる」「もらえない」の対応状況が異なります。
また、他社と掛け持ち(ダブルオンライン)などで、他社バッグの使用の条件が異なりますので、ここからはその対応状況をまとめています。
← スクロールでご覧いただけます。
Uber Eats | 出前館 | menu | DiDi Food | foodpanda | Wolt | DoorDash | Chompy | |
購入の必要 | 購入 | 購入 | 購入 | 4,000円のデポジット制 | 購入 | 5,000円のデポジット制 | もらえる | 7,000円のデポジット制 |
他社バッグの利用 | 任意 | 任意(ロゴを隠す必要あり) | 任意 | 任意(他社バッグ利用時は補償無し) | 任意 | 任意(ロゴを隠す必要あり) | 任意 | 任意 |
「保証金」のことで、デリバリーバッグを借りる際に支払う「預かり金」のこと。 使い捨て防止の目的で、バッグを返却すると支払った額が払い戻され、売却・紛失した場合には戻ってこない。
各社、デリバリーバッグを購入とするアプリがほとんどとなっており、もらえるのはサービス開始直後の一部サービスのみ。
以前はもらえてあたりまえだったのですが、今では購入するのがあたりまえとなっています。
まとめ
デリバリーバッグの人気ランキングと、おすすめバッグを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
一つあれば、配達やレジャーもアウトドアも、使い方によっては防災バッグとしても活躍するデリバリーバッグ、おすすめの中からお気に入りのアイテムが見つかっていればうれしいです。
【デリバリーバッグ購入時のポイントまとめ】
▽どこで売ってる?
・公式バッグも非公式バッグもネットで買える
・ホームセンターではリュックタイプのバッグは種類が少ない
▽バッグの種類
・バッグの種類は、拡張式タイプがスタンダード
・軽さで選ぶならスリムボックスタイプ
・配達を快適にするなら小容量タイプの導入がおすすめ
▽人気ランキング
・ランキング上位はスリムボックスタイプ
・拡張式タイプも人気だが重さと大きさがネック
・多少の重さが大丈夫なら拡張式、軽さ重視ならスリムボックスでOK
▽おすすめデリバリーバッグ
・どんな配達も万能にこなせる Uber Eats 公式バッグが一押し
・次にCherrbollのスリムボックスタイプがおすすめ
また、デリバリーバッグは普段使いのバッグのように長い期間使うというものとは異なり、消耗品としての要素が非常に強いです。
配達の頻度によりますが、ダメになったら短期間で買い替えるということを前提として作られているため、そこまでクオリティを求める物ではないです(4,000~5,000円という価格帯からも消耗品としての位置付けがうかがえます)。
私の場合ですが、1,000回くらいの配達でいろいろな部分にガタがきます。見た目も「そろそろ替え時かなぁ」という感じにヘタってきますので、これくらいで買い替えを検討します。
※デリバリーアプリによりますが、1,000回の配達でおおよそ35~40万円程度の配達報酬になります。
当然、食べ物を運ぶものですのであまりにボロボロのバッグで配達されると気分がいいものでは無いですよね。
衛生上の観点からも、適度に入れ替えを行いデリバリーバッグを適切な状態に保つことも配達員としての仕事の一つと考え、ボロボロになる前に買い替えるということを意識しましょう。
▽その他、配達におすすめのアイテムはこちら▽