みなさんこんにちは、Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーのTsukasaです。
今回はとある配達パートナーさんに密着し、Uber Eats(ウーバーイーツ)登録から50回配達までの道のりをお伝えします。
取材に協力してくれたのは「大城君(24歳)」。
普段はIT関連の本業をこなしつつ、いろいろなバイトや副業を経験し自身のスキルや経験値を高めたいという意欲ある方です。

大城君の住まいが八王子という事で、「Uber Eats 八王子」のエリア拡大オープン初日から配達に挑戦することになりました。
- これから Uber Eats で配達したい!
- 50回の配達でどれくらい稼げる?
- Uber Eats 八王子ってどうなん?
という方に読んでもらいたい内容となっております。
配達パートナーのリアルな現状を偽りなくお届けしておりますのでじっくりとご覧ください。
シフト無し!自由な時間で収入アップ
配達開始/終了は専用アプリをオン/オフラインにするだけ、エリアも自由!時間の融通が利くから副業にピッタリ!
高額なインセンティブ報酬
業界最多のインセンティブ「ブースト」「ピーク料金」そして最も稼げる「クエスト」の3種類でしっかり稼げる!
週支払いで毎週振り込まれる
配達して稼いだ報酬は、毎週火~水曜日に振り込み。振込手数料は無料だから安心!
必要なのはバッグと配達車両
配達に必要な物は、スマホと配達バッグと自転車や原付バイクなどの配達車両。車両をお持ちの方は、バッグの購入代金約4,000円から始められます!
ご登録は下記の「Uber Eats 公式サイト」ボタンから登録可能です。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の説明会
Web登録(仮登録)は事前に済ませていた為、JR八王子駅近くに期間限定で臨時開設されたパートナーセンターで本登録スタート。
※現在、八王子パートナーセンターは開設期間が終了しております。また、現在はすべての登録手続きがWebのみで完結しますので、登録センターへ行く必要はありません。
本業を終えて来てくれた大城君。
男の中の男「仁王立ちスタイル」で Uber Eats 八王子パトセン前に堂々と鎮座。
一番乗りを狙ってパートナーセンターオープン直後に突撃したは良いものの「ここで合ってるのかな」と思うほどの質素な建物、貸し会議室を間借りして登録会場にしているようですね。
目的フロアに到着。
フロアマップに「Uber Eats 登録会場」の目印がありわかりやすかったですね。
パートナーセンター内部は撮影がNGのようなので私は中で待たせてもらうことに。
登録会は終始パートナーセンタースタッフとの対面で行われ、
- 配達アプリの操作説明
- 報酬内容(基本料金からブーストやインセンティブ)の説明
- レストランからのピックアップ方法やドロップの方法
- 廃棄ルールの説明など
が行われていました。
今ここに八王子NO.1ルーキーが爆誕しようとしている事も知らずにパートナーセンタースタッフの説明が淡々と続けられ、30分ほどで終了。
私が登録したころは15分ほど Uber Eats の説明動画を見させられて、対面での説明は10分ほどだったので、説明が丁寧になってるような印象でした。
この辺はエリアやスタッフによって違うのかもしれないですね。
登録完了!
配達パートナーガイドをゲットし、無事「八王子第1号の配達パートナー」となりました。
この日はサービスオープン前だったので配達バッグは後日郵送されるようで、その他の常設パートナーセンターでは「その日のうちに配達バッグが受け取れる」とスタッフさんが言っていたのでその日から稼働が出来ますね。
「早く配達したいっす!!」と意気込む大城君でしたが、この日はまだサービス開始前の為稼働はできず、オープン初日に待ち合わせの約束をしてこの日は解散することに。
初めての配達(1週目)
8月6日 9:00
ついに八王子エリア拡大オープン初日。
この日も本業の夜勤明けで来てくれた大城君、夜勤明けにも関わらず「配達が楽しみでしょうがない」と言わんばかりの笑みが溢れちゃってます。
マジで来てくれてありがとう、後ろのロレックスよりも「おじさんにはその笑顔が眩しすぎだよ」と思っていた矢先!
配達リクエスト着信⁉
あっ、ていうかオンラインにしてたんだ?
・・・言ってよ!
いやいやっ、一番びっくりしてるのはこっちだから!
と言いたい所をこらえ、リクエストを受けるか否かを判断してもらうことに。
当然、来るもの拒まずの「アントニオ猪木スタイル」で配達リクエスト受理!!
おそらく八王子で一発目の記念すべき注文であろうお店は、
🍔マクドナルド!
さっそく、配達アプリで指示されたピックアップ先に向かうことに。
約5分後、ピックアップ先のマクドナルドに到着!
ピックアップを終え出てきた大城君。
なぜか少し笑ってます。
「なんで?」と聞くと、マックの店員さんもこの状態だったそう。
「おいおいホントに来たよUber 」みたいな状態だったようで、バイトの女の子の「テンチョーッ!!」コールが店中に響き渡っていたとか。
そら笑うよね。
なんて談笑する余裕を見せる大城君、急いでお客さんの元へ。
並びに個人情報の閲覧は行っておりません
そして、特に道に迷うこともなく無事に初回配達完了。
Uber Eats 初回の報酬は「400円」ちょい。
ピックアップに約5分、ドロップに約10分の計15分で400円。
「おいおい上出来すぎやしないかい」
このまま、リクエストが途切れなければ時給1,600円台も見えてくるぞっ!
もしかしたら「私はとんでもない逸材を引いてしまったのでは?」と思ったが、
聞くと大城君は、八王子で「出前〇」のバイト経験があるそう。
「・・・」
いや、それも言っといてよ。
と、見切り発車気味の大城君に置いて行かれそうになりながら次の配達リクエストを待ち、繁華街で待機することに。
なかなか、朝から都心エリアのようにリクエストとリクエストの間隔が無い「数珠(じゅず)状態」にはならない。
「まだまだ Uber の知名度がな~ぁ」なんて話をしながら待つこと10分。
2回目の配達リクエストが鳴った!
ピックアップ店舗は「バーガーキング」
幸い近くに待機していたようで2、3分で到着。
ピックアップした商品を配達バッグに詰めて、
お客さんの元へ出発!
その後、約15分後に難なく配達完了!
少し郊外の方まで持っていかれたため、次の依頼が来そうな繁華街まで戻る事に。
その後、待機時間30分ほどで3件目の配達リクエストが鳴るが、なかなかポンポン鳴らないのが辛い。
11:00
3件目を終了し、まったく鳴る気配が無くなったため配達アプリをオフラインにし、早めの昼食をとる事に。
その後、1時間オンライン状態で待機するも鳴らず。
ランチ時のピークタイムにもかかわらず「無音」がつづく。
「鳴らない・・・」
オープン初日はこんなもんかと「時間を決めて撤収したほうが良さそうだね」なんて話をしていた矢先。
4件目の配達リクエストが!
待ち続けた待望の4件目。
サクッと配達を完了させ今日の所はこれにて撤収。
そんなこんなで、稼働初日は待機時間こそ多かったものの、インセンティブがもろもろ付いたためまずまずの報酬金額に。
4時間13分のオンライン時間で、4,839円(インセンティブ含む)。
時給換算で1,200円弱と言ったところ。
配達報酬だけだと1,923円なので、かなりインセンティブに助けられた感はあるが、配達バッグのデポジット金額(4,000円)は今日だけで稼げたので良しとしよう!
※現在配達バッグはデポジット制ではなく、購入制になりました
翌日も本業後に稼働する大城君。
1週目はこんな感じの結果に。
1時間に1件のペース・・・渋いっ!
【1週目の結果】
- 配達数:10回
- 報酬合計:9,779円
- オンライン時間:9時間44分
配達時にあると安心な便利アイテム
下記アイテムは無くても配達は可能です。
しかし、あるのと無いのとでは配達時の効率や安心感が段違い。
余裕のある方は用意しておいた方が良いでしょう!
モバイルバッテリー
スマホホルダー
詰め物
50回配達までの道のり2週目
その後も着々と配達をこなしていく大城君だが、約7時間のオンラインで4件・・・厳しいっ!
幸い大城君の自宅は、八王子サービスエリア内の為「自宅オンライン※」が出来るのがせめてもの救い。
※自宅オンラインとは、自宅で配達アプリをオンラインにしておきリクエストが来たら家からそのままピックアップに向かう手法のこと
家で掃除や好きなことをしながら待機しているので、特に待機中の「ストレス」や「待ち疲れ」などは無いのだと言う。
【2週目の結果】
- 配達数:4回
- 報酬合計:3,431円
- オンライン時間:6時間56分
50回配達までもう少し!3週目
3週目も50回達成に向け着々と配達回数を積み重ねていく大城君。
この週が勝負だと踏んだのか、オンライン時間を大幅に増やして目標回数に近づけていく。
リクエストの数は相変わらず1時間に約1件のペース。
インセンティブが付くからやっていけるものの、付かなかったら死亡ですわ。
「Uber さんもう少し新エリアのプロモーション頑張ってよ」と言いたくなるのを抑え3週目をフィニッシュ!!気になる報酬は?
【3週目の結果】
- 配達数:30回
- 報酬合計:28,545円
- オンライン時間:27時間18分
年齢は18歳から、服装・髪型は自由
18歳以上であればどなたでも配達に参加可能。配達中の服装は自由。経験や職歴も問われないため初心者の方でも始めやすい!
面接無し!登録はオンラインでかんたん
面接や履歴書は必要無し。配達パートナーの登録方法は、身分証などの写真を送信し交通ルールテストを受けるだけ。すべてオンラインで完結します!
配達はアプリの指示に従うだけ
商品の受け取り先、お届け先は専用アプリにマップで表示。道に詳しくなくてもナビアプリを併用すれば心配なし。直感的で使いやすいのでスムーズに配達が可能。
もしもの時の保険も充実
配達中の事故に対応した対人・対物賠償責任補償や、自身のケガや入院に対する見舞金制度も完備で、もしもの時の保険も万全。
ご登録は下記の「Uber Eats 公式サイト」ボタンから登録可能です。
はじめての配達から50回達成
「もう少しで50回行きそうです!」という大城君からの連絡を受け、私はすぐさま八王子へ。
待ち合わせに現れた大城君。
50回の配達を目前とし、どことなく自信に満ち溢れたこの表情。
Uber Eats(ウーバーイーツ)の酸いも甘いもすべてを知り尽くした漢(おとこ)の顔。「Tsukasaさん、あなたが知っている私はもう私ではないんですよ」とでも言いたげだ。
しかし、この時すでに9時10分。
約束していた待ち合わせ時間から「10分遅刻」である・・・
自信に満ち溢れたこの表情が、遅刻の焦りを紛らわせるものだったのかどうかは、私は怖くて聞くことが出来なかった・・・
まあ、そんなことは気にせずすぐさま配達アプリをオン!
ここからはダイジェストでどうぞっ!!
47件目 バーガーキング
48件目も! バーガーキング
49件目 ケンタッキーフライドチキン
例のごとく鳴らないため待機。
ラスト50件目
ラストに「ロングドロップ※」をお見舞いされ、Uber の洗礼を受ける大城君。
※ロングドロップとは、ピックアップ店舗から配達先までの配達距離が長い案件の事。ロングと感じる距離は人それぞれだが、自転車だと3km以上、原付バイクで5km以上だとロングだと感じる方が多い。
50件配達達成!!
おめでとー!!!
本当にお疲れさまでした!
【4週目の結果】
- 配達数:6回
- 報酬合計:4,506円
- オンライン時間:4時間24分
まとめ
【50回配達までの合計】
・1週目/配達報酬:9,779円 オンライン:9時間44分
・2週目/配達報酬:3,431円 オンライン:6時間56分
・3週目/配達報酬:25,545円 オンライン:27時間18分
・4週目/配達報酬:4,506円 オンライン:4時間24分
時間合計
50回配達までにかかった時間:48時間22分(オンライン時間)
当初、都市部同様の30時間程度での達成を見込んでいたが、まったく見込みが甘く大幅に超過。
要因は、
- Uber Eats の認知度不足
- 先行している競合他社の定着
- 稼働した時間帯(大城君の本業の都合上午前中の稼働に限られた)など
いろいろだが、いかに「稼働するエリア「と「稼働する時間帯」が重要かというお手本になったのではと考える。
このエリアと時間帯について深く知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
報酬合計
50回配達で稼げた金額:43,261円(インセンティブ含む)
時給換算:900円弱
1件当たりの単価:865円
オンライン時間に対しての時給換算は900円台を割り込む低さだが、1件当たりの単価はインセンティブがもろもろ付いた影響で高単価。
【付与インセンティブ】
- オンライン時間保証インセンティブ
- クエストインセンティブ
※現在はインセンティブのシステムが少々変わりました詳しくは下記の記事を参考にしてください
八王子レポートまとめ
- Uber Eats 八王子はまだまだ早熟
- 早期の50回達成、配達数を稼ぐなら都市部へGO!
- エリアのインセンティブが付いていないパートナーは近寄らない事
総括
どのエリアにも共通することですが、待機時間をいかに有効に自分の時間として使えるかがポイント。
特に八王子はインセンティブが付いている間は、インセンティブを含む1件当たりの単価が高いため「少ない労力」でそこそこの金額を稼ぐことが出来る。
そのため「自宅オンライン」が出来る方など待機時間を自分の時間として使える方には非常に効率が良い。
例えば
- 本業の仕事をしながら
- 自分の趣味を楽しみながら
- 読書や勉強をしながら
など。
「ガッツリ Uber Eats で稼いでやる」ではなく「本当にやりたい事の合間に Uber Eats で稼ぐ」というスタンスが最も合っているエリアだと感じました。
「そのスタンスいいね!」という方は是非チェレンジしてみてはいかがでしょうか?
配達パートナーの登録は下記からお願いいたします。