Uber Eats(ウーバーイーツ)大阪で稼げるためのコツを、現役の配達パートナーである筆者が解説します。
この「大阪で稼ぐコツ」をつかみ、私は週に2回の稼働で以下の画像くらい稼げるようになりました。

稼働時間 | 配達報酬 | 時給換算 |
---|---|---|
14時間7分 | 21,230円 | 約1,503円 |
これは、枚方や寝屋川で筆者が週末の2日間配達を行った実績で、時給に換算すると1,500円以上、大阪の最低賃金を大幅に超えています。
・自由な時間で仕事が出来る
・元祖シェアリングデリバリーで圧倒的な知名度
・さらに報酬をアップさせるインセンティブ(10,000円以上/週)
・自由気ままに選べる広い稼働エリア
・機能性高い配達バッグ
Uber Eats(ウーバーイーツ)大阪は稼げるのか?
まずは、私の自己紹介です。
本業はブログとWebライターをやっている20代の男性です。
うつ病を患ったことをきっかけに転職しましたが、収入が下がってしまいUber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーを始めました。
Uber Eats の配達パートナー歴は半年で、合計400件近くの配達を行っています。
配達エリアは、枚方・寝屋川・門真・四条畷・守口で、週1~2回、自転車で配達を行っている、通称「うつ抜け系配達パートナー」です。

大阪では「Uber Eats は稼げなくなった」という声もありますが、現役の配達パートナーの私から言わせると、
Uber Eats は、まだまだ稼げます。
ただしUber Eats は、時給ではなく配達1回あたりの「配達報酬」なのでコツや土地勘の有り無し、配達リクエストの多さによって報酬が大きく変わってきます。
稼げる配達パートナーの条件
稼げる配達パートナーになるには、そもそも配達の仕事がどのようなことかを理解することが大切です。
「荷物を配達して、届ければいいんでしょ?」というわけではありません。
街中で見かける大手の宅配会社の人をイメージするとわかりやすいですが、仕事ができる人は以下のような工夫をしています。
- 届け先を間違えないように、住所をチェックする
- 時間指定に間に合うように、最短ルートや渋滞回避ルートを通る
- 雨や雪の日は、荷物が濡れないように工夫する
Uber Eats 配達パートナーも同じで、
- 届け先を間違えないように、住所や表札を確認する
- 道を間違えずに、最短ルートで配達する
- 食べ物が冷めたり、こぼれたりしないように配達する
ということが稼げる配達パートナーの条件です。
特に、
「自分の配達するエリアの道を知っているか知らないか」
が報酬に大きく影響してきます。
走りやすい道や渋滞の少ない道を知っていると1件あたりの配達時間が減り、その結果稼げるようになるという仕組みです。
ただ、私も一長一短で稼げるようになったわけではなく、100回程度配達してようやく稼げるようになってきました。
大阪の現状
大阪のUber Eats 配達パートナーを取り巻く環境は、2020年と2021年で大きく変わりました。
ブースト激減
配達する時間帯によって、報酬が通常の1.1~1.3倍になる「ブースト」が激減しました。
週末にもなると、昼飯時と晩飯時は1.3倍になることが多かったのですが、最近はほとんどなくなってしまいました(あっても1.1~1.2倍)。
基本料金に上乗せされて支払われるインセンティブ報酬、エリアや時間によって倍率が変わります。

上記画像は東京エリアのブースト
ブーストの詳細は、配達報酬を詳しくまとめた記事の「ブーストとは?」を参考にしてください。
配達パートナーの増加
2度目の緊急事態宣言が出されてから、配達パートナーが増加しました。
背景には、Uber Eats の知名度が上がったことや、スキマ時間に稼げる労働環境、不況による雇用の変化などがあります。
大阪府内での移動中に、配達パートナーを見かけない日はないと言っても過言ではないくらい増加しています。
他社の参入など
大阪ではフードデリバリーの競合他社が参入しています。
2021年3月現在、大阪で登録できるフードデリバリーサービスは以下の通り。
- 出前館
- DiDi Food(ディディフード)
- menu(メニュー)
- foodpanda(フードパンダ)
配達パートナーを専業としている人の中には、複数のフードデリバリーサービスに登録している人もいます。
新規参入者はもう稼げない?
ここまで見ると「新規参入者はもう稼げないのか…」と思う人もいるかもしれません。
たしかに、昔と比較すると稼げなくはなりましたが、
他社と比較するとUber Eats は、まだまだ稼げます!
なぜなら、フードデリバリーサービスの中でも圧倒的な知名度を誇っており、Uber Eats 対応の飲食店も増えたことも相まって配達リクエストが多いからです。
そして、今から紹介する「初心者が大阪で稼ぐコツ」を知ることで効率的な配達が可能となり、より稼げるようになります。
・自由な時間で仕事が出来る
・元祖シェアリングデリバリーで圧倒的な知名度
・さらに報酬をアップさせるインセンティブ(10,000円以上/週)
・自由気ままに選べる広い稼働エリア
・機能性高い配達バッグ
初心者が大阪で稼ぐためのコツ
ここから、本題のUber Eats(ウーバーイーツ)初心者が大阪で稼ぐためのコツを紹介します。
効率的な配達の為にできること
効率的な配達のためにできることは、以下の3つです。
- 配達する時間帯の選択
- 配達エリアの選択
- インセンティブの活用
配達する時間帯の選択
まずは「配達する時間帯」の選択です。
11~14時のランチタイムや、18~20時のディナータイムは配達リクエストがたくさんありますので、短時間で稼ぎたい人は活用しましょう。
また、大阪市内などの都心部は21時以降の配達も多いです。
なぜなら、デリバリーの普及でおそくまでの仕事で疲れきった会社員が自炊ではなくデリバリーを選ぶことが多くなったからです。
郊外では恩恵を受けにくいですが、1人暮らしの多い都心部では深夜もねらい目といえます。
配達エリアの選択
次に配達エリアの選択です。
なぜ重要かと言いますと、配達エリアによってそもそもの注文件数が異なるためです。
稼げる配達エリアを見極める条件は、以下の2つです。
- 加盟店が多い ⇒ 注文アプリで調べられます
- 世帯数が多い ⇒ 〇〇市 世帯数で検索すると調べられます
ただし、配達パートナーの多さ※も「稼げる配達エリア」かどうかに影響しますので、複数のエリアで試してみることをおすすめします。
※同じエリアにオンライン中の配達パートナーが多いと、配達リクエストが分散され稼げなくなる
ブーストなどのインセンティブを活用
最後に、ブーストやクエストなどのインセンティブを活用することも大切です。
インセンティブがもらえる時間帯や配達回数を、積極的に狙っていきましょう。
特にUber Eats は、クエストありきの配達報酬システムのため、配達パートナーにとって「クエスト」を達成するかしないかは、稼げるか稼げないかの大きな分かれ道なので、出来る限り達成するようにしましょう。
基本料金やブーストとは別に支払われるインセンティブ報酬、エリアや配達車両によって達成回数と報酬金額が決められています。

クエストの詳細は、配達報酬を詳しくまとめた記事の「インセンティブとは?」を参考にしてください。
自転車と原付バイクどっちが稼げる?
そして気になるのが「自転車と原付バイクのどちらが稼げるのか」ということです。
両方のメリット・デメリットを紹介しますので、自身の配達エリアで配達しやすい方法を選びましょう。
自転車のメリット・デメリット
まずは自転車です。
私は、初心者のころから自転車で配達しています。
自転車配達のメリットは、以下の通りです。
【自転車配達のメリット】
- ガソリン代がかからず、初期投資も安い
- 一方通行の道でも「自転車通行可」なことが多い
- 自転車通行可の歩道が多く、御堂筋などでも進行方向を選ばない
特に、小回りがきき道を選ばないことが自転車配達最大のメリットと言ってもいいでしょう。
都市部では一方通行の道も多いため、自転車配達のほうが早く運べるということもあります。
一方、デメリットは、
【自転車配達のデメリット】
- 登り坂でスピードが落ちる
- 長時間配達にはスタミナが求められる
などがあり、特にアップダウンが激しい配達エリアでは自転車配達はかなりしんどいです。
私も初心者のころに大苦戦しました。
アップダウンに応じて「坂道報酬」みたいなインセンティブが欲しいなと感じることはしょっちゅうあります。
原付バイク(125cc以下)のメリット・デメリット
一方で、原付バイク(125cc以下)のメリットは以下の通りです。
【原付バイク(125cc以下)のメリット】
- 長距離配達が多く、1件あたりの単価が高い
- 自転車よりも楽に配達できる
- エリア間の移動がしやすい
特に、エリア間の移動がしやすいことが最大のメリットで、あるエリアで「今日は鳴らないな」と感じたら、別のエリアに移動して配達回数を増やすといったこともできます。
しかし、原付バイク(125cc以下)にはデメリットもあります。
【原付バイク(125cc以下)のデメリット】
- ガソリンなど、維持費が自転車よりかかる
- 一方通行が多いエリアや、二段階右折が求められるエリアだと時間がかかる
特に大阪市内のような一方通行が多く、二車線以上の道路が多いエリアでは、自転車よりも配達時間がかかってしまうこともあります。
逆に郊外の坂道が多いエリアでは、原付バイク(125cc以下)が重宝するでしょう。
自転車と原付バイクの維持費の比較やおすすめ車種は下記の記事が参考になります。
自転車レンタル
昨今では「自転車レンタル」のサービスも増え、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達に活用する方法もあります。
郊外の人が大阪市内に遠征して配達をしたり、配達用の自転車を買うための資金を貯めたりしている人にはおすすめの方法です。
大阪では、以下の事業者が自転車レンタルサービスを行っています。
配達エリアや料金、自転車のスペックに合わせて事業者を選びましょう。
また、Uber Eats 配達パートナー専用のレンタルプランを用意する事業者もありますので、レンタルに興味がある人は下記の公式サイトを確認する事をおすすめします。
Uber Eats(ウーバーイーツ)大阪の配達範囲
Uber Eats(ウーバーイーツ)大阪の配達範囲は以下となります。
大阪市 | |
---|---|
東成区 | 生野区 |
旭区 | 城東区 |
鶴見区 | 大正区 |
西淀川区 | 阿倍野区 |
住之江区 | 住吉区 |
東住吉区 | 平野区 |
西成区 | 北区 |
都島区 | 福島区 |
淀川区 | 東淀川区 |
中央区 | 西区 |
天王寺区 | 浪速区 |
その他の市町村 | |
---|---|
豊中市 | 吹田市 |
東大阪市 | 八尾市 |
堺市 | 松原市 |
藤井寺市 | 高石市 |
門真市 | 大東市 |
守口市 | 高石市 |
寝屋川市 | 枚方市 |
交野市 |
ただし該当する地域でも、場所によっては一部地区は配達圏外なことがあります。
例えば大阪市では、大阪港や南港は配達エリアになっていません。
詳しい配達エリアは、下記の「Googleマップでエリアを確認」から確認してください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)大阪の登録方法
本記事を読んで「Uber Eats(ウーバーイーツ)大阪で配達したい!」と思った人は、ぜひ登録してみましょう。
・自由な時間で仕事が出来る
・元祖シェアリングデリバリーで圧倒的な知名度
・さらに報酬をアップさせるインセンティブ(10,000円以上/週)
・自由気ままに選べる広い稼働エリア
・機能性高い配達バッグ
以下の手順で登録できます。
- 個人情報の入力(メールアドレス・氏名・住んでいる都市など)
- 配送車両の選択
- 身分証明書など、必要書類のアップロード
- 配達アプリのインストール
- 規約と条件の同意
- (地域によっては)交通ルールクイズの回答
- 銀行口座の登録
- メールを受信すると登録完了(1週間前後)
登録方法の詳しい説明は、以下の記事にて解説していますので、登録する方は読んでみてください。
Uber Eats(ウーバーイーツ)登録から配達方法、登録できない理由を徹底網羅
以上が大阪で稼ぐためのコツでした。
私自身、配達回数400件程度とまだまだで、現在でも大阪で1日2万円以上を稼ぐ人もいますので見習いたいものです。
また、自身の配達のコツやノウハウがアップデートされましたら公開していく予定ですので是非ご注目ください。
それではまた次の記事でお会いしましょう。