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副業で注目されているフードデリバリーのお仕事の中でも、報酬単価が高いことで人気の出前館配達員の始め方について詳しく解説していきます。
配達員登録に必要なものから、詳しい登録方法を一挙に紹介していきます。
一番つまずきがちな正解率100%じゃないと合格とならない「確認テスト」も、本記事で完全にサポートいたします!
登録自体は20分程度で完了!配達開始まで最短で2~3日程度でスタートできますので、是非チャレンジしてみましょう!
最終更新日:2025年11月4日
出前館配達員の始め方と登録方法
ここから、出前館配達員の始め方を詳しく解説していきます。
応募から配達開始までに、何通かメールが来るのですぐに対応することで、早く配達を開始できますので都度チェックするようにしてください。
応募からアカウント発行までは下記のような流れになっており、すべてWeb上での手続きだけで配達を開始できます。
登録の流れ
- 【応募】応募フォームとマイページ登録情報の入力
- 【登録】口座情報の登録と必要書類のアップロード
- 【審査】提出された情報や書類をもとに出前館側が審査
- 【研修】研修動画を視聴し理解を深める
- 【テスト】研修動画の理解度を確かめるためのオンラインテスト
- 【完了】配達員用アカウントが発行され配達がスタートできます
1. 応募フォームとマイページ登録情報の入力
まずは、スマホで出前館公式の応募サイトにアクセスし応募フォームをリクエストします。
\ 出前館配達員へのご応募はこちらから /
メールアドレスを入力後「送信」ボタンを押し、自動返信メールを待ちましょう。

応募フォームの入力
メールが届いたら、メール内の「応募フォームはこちら」からパスワードと氏名や電話番号などの個人情報を入力します。

入力した内容に誤りが無いか確認し「登録」、その後「マイ登録情報」ログインの画面が表示されるのでそのまま進みます。

マイ登録情報ページに本人情報入力
出前館配達員の車両情報や振込先、その他情報を管理する「マイ登録情報ページ」にログインします。

マイ登録情報ページで、住所や国籍、インボイス情報の入力を行います。個人の場合インボイス情報の入力は必要ありませんが、法人などで適格請求書発行事業者として登録している場合は登録番号を入力します。

2. 口座情報の登録と必要書類のアップロード
本人情報登録に、必要事項を入力します。

振込先の口座情報登録
口座情報登録に、配達報酬の振込を行う金融機関情報を入力します。

銀行口座は、普段お使いの銀行(信用金庫やネットバンクもOK)で問題ありませんが、三井住友銀行以外は、220円(3万円以上は440円)の振り込み手数料が差し引かれます。
出前館配達員の報酬振込は、月二回ですので「最大880円/月」の手数料が引かれることになり、これは(案件によりますが)1〜2回分の配達報酬に相当します。
このため、まだ三井住友銀行の口座をお持ちでない方は三井住友銀行の「Olive」がおすすめです。出前館からの振り込み手数料が無料なうえOliveにしか無いメリットが盛りだくさんです。
三井住友銀行の「Olive」のメリット
1.【オールインワン】1枚のカードとアプリで完結する利便性
Oliveは、キャッシュカードの機能に加え、「クレジット」「デビット」「ポイント払い」があり、追加したカードでの支払いモードをアプリで簡単に切り替えられる「Oliveフレキシブルペイ」が便利です。複数のカードを持つ必要がなく、財布の中がすっきりします。銀行口座の残高確認や振込、カードの利用明細の確認など、お金の管理がすべて一つのアプリで完結します。
2.【ポイント高還元】対象店舗でVポイントが貯まりやすい
対象のコンビニや飲食店で、Oliveフレキシブルペイ(クレジットモード)を登録したスマートフォンでタッチ決済をすると、高いポイント還元率が適用されます。さらに、SBI証券の取引のほか、対象となるサービスの利用状況に応じて対象店舗でのポイント還元率が最大20%(※1)アップする「Vポイントアッププログラム」もあり、効率的にVポイントを貯めることができます。
3.【手数料優遇】日常の銀行取引がお得になる
Oliveアカウントを契約すると、SMBCダイレクトでの他行あて振込手数料が月3回まで無料になります。また、定額自動送金の手数料も無料になるなど、日常的な銀行取引で発生する手数料を抑えることができます。さらに、毎月選べる特典で「コンビニATM手数料の月1回無料(※2)」などを選択することも可能です。
そのほかにも様々な特典がある三井住友銀行Oliveですが、気になる方は三井住友銀行の公式ページをご覧ください。
※1 対象のサービスのご利用状況に応じて、対象にコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※1 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※1 ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
※2 対象はイーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMです。
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配達に使用する車両情報登録
配達に使用する配達車両の情報を入力し、必要書類をアップロードします。自身が所有する自転車(または電動アシスト自転車)を使用する場合は、特に必要な書類はありません。

マイナ免許証のみをお持ちの方は、まず「自転車」で登録してください。登録完了後に実際配達で使用する車両を追加します。
その他の配達車両を使用する場合は、下記の中から該当車両をご確認ください。
(良い例)品川区 あ 1234 / 横浜市 い 1234
(悪い例)品川 あ 1234 / 横浜 い 1234
- 125cc以下の原付バイクの場合
- 【アップロードが必要な書類】
・自賠責証明書
・標識交付証明書
・ナンバープレート写真
・任意保険証明書
125cc以下の原付1種、2種(白ナンバー・黄色ナンバー・ピンクナンバー)は、ここに該当します。標識交付証明書は、原付バイクの登録時に市区町村から発行される書類です。登録情報と車両情報が記載されており、盗難や名義変更、自賠責保険加入時に必要となる「原付の車検証のような役割」を果たす書類です。紛失した場合は、お住まいの市区町村の窓口で本人確認書類を持参すれば再発行できます。
- 125cc超250cc以下のバイクの場合
- 【アップロードが必要な書類】
・自賠責証明書
・標識交付証明書
・事業用ナンバープレート写真または有料運送許可証
・任意保険証明書
125cc超250cc以下の緑ナンバーのバイクはここに該当します。自家用の白ナンバーでは登録することができません。運送業で金銭を得る個人または事業者が、125cc超の車両を配達で使用する場合、運輸支局に届け出をして、自動車検査登録事務所で事業用ナンバー(緑ナンバー)を取得する必要があります。詳しくはこちらで解説しています。
- 250cc超のバイクの場合
- 【アップロードが必要な書類】
・自賠責証明書
・車検証
・事業用ナンバープレート写真または有料運送許可証
・任意保険証明書
250cc超の緑ナンバーのバイクはここに該当します。自家用の白ナンバーでは登録することができません。運送業で金銭を得る個人または事業者が、125cc超の車両を配達で使用する場合、運輸支局に届け出をして、自動車検査登録事務所で事業用ナンバー(緑ナンバー)を取得する必要があります。詳しくはこちらで解説しています。
- 軽貨物の場合
- 【アップロードが必要な書類】
・自賠責証明書
・車検証
・事業用ナンバープレート写真または有料運送許可証
・任意保険証明書
・講習終了証明書
660cc以下の黒ナンバーの軽バンはここに該当します。自家用の白ナンバーでは登録することができません。軽貨物登録の場合、貨物軽自動車運送事業安全管理者講習の受講を証明する書類が必要になります。
- レンタル自転車の場合
- 【アップロードが必要な書類】
・車両レンタル契約書
ご自身の所有でない自転車で、自転車シェア事業者などからレンタルしている場合はここに該当します。親族や友人から借りた自転車はここに該当しません。
- レンタル原付バイクの場合
- 【アップロードが必要な書類】
・ナンバープレート写真
・車両レンタル契約書
ご自身の所有でない125cc以下の原付バイクで、バイクシェア事業者やレンタルバイク事業者などからレンタルしている場合はここに該当します。親族や友人から借りた原付バイクはここに該当しません。
- レンタルバイクの場合
- 【アップロードが必要な書類】
・車両レンタル契約書
・事業用ナンバープレート写真または有料運送許可証
ご自身の所有でない250cc超のバイクで、バイクシェア事業者やレンタルバイク事業者などからレンタルしている場合はここに該当します。親族や友人から借りたバイクはここに該当しません。
- トライクの場合
- 【アップロードが必要な書類】
・自賠責証明書
・軽自動車届出済証
・ナンバープレート写真
・任意保険証明書
50cc超の3輪バイクで、軽二輪車(側車付バイク)として登録済みの車両がここに該当します。
- ミニカーの場合
- 【アップロードが必要な書類】
・自賠責証明書
・標識交付証明書
・ナンバープレート写真
・任意保険証明書50cc以下の原付1種(青ナンバー)で、ミニカーとして登録済みの車両がここに該当します。
身分証明書のアップロード
車両情報のアップロードが完了したら、次は運転免許証をスマホで撮影しアップロードを行います。まずは免許証を机などに置き正面から撮影します。

撮影した免許証を確認し、チェック項目に問題がなければ「つぎへ」。こんどは免許証を斜めにし厚みが見えるよう撮影します。この時45度よりも少し立てて撮影すると成功しやすいです。

斜め撮影の次は、免許証の裏を撮影しチェック項目に問題がなければ「つぎへ」で進みます。

顔写真の撮影
次に顔写真の撮影を行います。枠内に顔が収まるよう正面から撮影を行い、次に(画像にはありませんが)首を傾けた状態で撮影を続けます。顔写真の撮影が終われば全ての書類提出が完了します。

登録内容の確認
これまで入力およびアップロードした内容に誤りが無いかご確認ください。

内容に誤りがなければ、配達業務等委託に関する規約に同意し登録完了となります。お疲れ様でした!

3. 審査
本登録後に審査が開始されますが、審査と言っても過去にトラブルがあった方以外は、通過しますのでご安心ください。
ただし、書類の提出に不備があると審査が通らず再提出が求められます。
必要書類は、下記のことに注意してアップロードするようにしましょう。
▼チェックポイント▼
- ピントが合っているか?
- 水濡れなどで文字がにじんで、書類自体の文字が読みづらくないか?
- 書類が間違っていないか?
- 身分証明書など書類の有効期限が切れていないか?
- 車両ナンバーの入力に誤りが無いか?
4. 研修動画の視聴
審査を通過すると、「【出前館】研修動画視聴のご案内」という件名で、研修用の動画を視聴するためのURLが記載されたメールが届きます。
メール内のURLにアクセスし「初回研修コース 研修動画」を受講してください。
※研修サイトにアクセスするためにはIDとパスワードが必要です、同じメール内に記載されていますので確認しましょう。また、スマホのほかタブレットやPCでも視聴可能です

研修動画の視聴
研修サイトにログインしたら「初回研修コース」を選択し、まずは研修動画「配達業務について」(9:15)を視聴しましょう。後の確認テストでは、この動画内で解説されているポイントが多く出題されますので集中して見るようにしましょう。

動画を見終えたら「このコンテンツを完了する」を忘れずにタップし、次に研修動画「食品の配達に関するお願い」(1:50)を視聴しましょう。

5. 研修の理解度をチェックする確認テスト
研修用の動画を見終えたら、確認テストを受けます。
21問中全問正解(正解率100%)で合格となりますが、制限時間はありませんのでわからない部分はご自身で調べるなどして理解度を深めましょう。※所要時間5〜10分とありますが制限時間ではありません
また、不合格となっても何度でもテストを受講でき、全問正解するまで受けることができます。

確認テストの内容
確認テストの内容は、1〜8問目が交通ルールに関する問題で、9〜20問目が出前館のルールに関する問題です。
残りの21問目は、問題というより確認事項なので誰でも正解できるため、実質20問のテストになります。
交通ルールの問題は、普段日常で車やバイクの運転をする方であれば、そこまで難しいものでは無いので肩を張らずに落ち着いてトライしてみましょう!
確認テストの解説と答え
確認テストでわからない問題があった場合は、AIアプリが便利です。(交通ルール問題に限る)
Googleで検索するよりも早いですし、的確な回答が出るので筆者はGoogleのGeminiを利用しました。
「これから複数の交通ルールに関するクイズに答えてください」などのプロンプトを最初に打っておき、わからない問題があった場合は問題をコピペするだけで回答してくれるのでおすすめです。
- 問題1
【問題】:自転車は軽車両なので 歩道を通行している場合でも、歩行者用信号機ではなく車両用信号機に従う
【答え】:×
【解説】自転車が歩道を通行している場合は、原則として歩行者用信号機に従わなければなりません。
基本ルール
自転車は「軽車両」なので、車道を走行しているときは車両用信号機に従うのが原則です。歩道走行時の例外
しかし、自転車が例外的に歩道を通行しているときは、歩行者の安全が最優先されます。そのため、交差点では歩行者用信号機に従って横断します。もし「歩行者・自転車専用」と表示された信号機があれば、それに従います。簡単な覚え方
車道にいるときは → 車の信号
歩道にいるときは → 人の信号このルールを覚えておくと、迷うことが少なくなります。歩道では常に歩行者が優先なので、いつでも止まれる速さで走りましょう。
- 問題2
【問題】:歩道に歩行者がいない場合、自転車は運転者の年齢や道路標識等の有無にかかわらず、歩道を通行できる
【答え】:×
【解説】歩行者がいないという理由だけで、自転車が自由に歩道を通行することはできません。歩道を通行するには、法律で定められた特定の条件を満たす必要があります。
自転車が歩道を通行できる条件
自転車は原則として車道の左側を走る「軽車両」ですが、例外的に以下の条件に当てはまる場合は歩道を通行できます。道路標識で許可されている場合
「普通自転車歩道通行可」の標識がある歩道では、年齢などに関係なく自転車で通行することができます。運転者の条件
13歳未満の子ども
70歳以上の高齢者
身体に障害のある方これらの人が自転車を運転している場合は、標識がない歩道でも通行が認められています。
やむを得ない場合
道路工事や連続した駐車車両、交通量が多いなど、車道を走行するのが危険だと判断されるやむを得ない状況では、安全確保のために歩道を通行することが許されます。
- 問題3
【問題】:自転車が路側帯(上図)を通行する場合は、どちら向きで通行しても構わない
【答え】:×
【解説】自転車が路側帯を通行する場合は、道路の左側に設けられた路側帯を、車と同じ進行方向に走らなければなりません。いわゆる「逆走」は禁止されています。
路側帯の基本ルール
路側帯は、歩道のない道路で歩行者の安全を守るために設けられたスペースです。自転車は軽車両として車道を走るのが原則ですが、例外的に路側帯を通行できます。方向は「左側のみ」
2013年12月の道路交通法改正により、自転車が通行できるのは進行方向に対して左側の路側帯のみと定められました。道路の右側にある路側帯を、車に向かって走る(逆走する)ことは違反となります。なぜ逆走は危険なのか?
右側の路側帯を逆走すると、交差点や駐車場から出てくる車から見て、予期せぬ方向から自転車が現れることになり、出会い頭の事故が起こりやすくなります。また、対向してくる自動車との距離も近くなり、正面衝突のリスクも高まります。注意すべき路側帯の種類
路側帯にはいくつか種類があり、白線2本で示される「歩行者用路側帯」は、自転車の通行が禁止されているので注意が必要です。
- 問題4
【問題】:信号機で、赤色灯火の点滅は、徐行して進行することができる
【答え】:×
【解説】信号機の赤色灯火の点滅は「一時停止」を意味します。停止線の前で必ず一時停止し、左右の安全を確認したうえで進行しなければなりません。
点滅信号の正しい意味
交通量が少なくなる深夜などに運用される点滅信号には、赤色と黄色の2種類があり、意味が全く異なります。赤色の点滅信号
これは「一時停止」の義務を表します。
車両(車・バイク・自転車)は、停止位置で必ず一時停止し、安全を確認してから進むことができます。黄色の点滅信号
これは「注意して進め」という意味です。
車両(車・バイク・自転車)は、他の交通に注意しながら徐行して進むことができます。「赤点滅は徐行」と誤解していると、重大な出会い頭の事故につながる危険性があります。赤の点滅を見たら、必ず完全に停止するようにしましょう。
- 問題5
【問題】:このマーク(上図)の意味は「この先、交差点あり」である
【答え】:×
【解説】このひし形のマークは「この先に横断歩道または自転車横断帯あり」を意味する路面標示です。主に信号機のない横断歩道の手前に設置されています。
マークの目的とドライバーの義務
このマークは、ドライバーに対して前方に横断歩道があることを知らせ、歩行者や自転車がいないか注意を促すためのものです。予告のサイン:通常、横断歩道の約50m手前と、約30m手前の2ヶ所に描かれています。
減速の準備:このマークを見たら、横断しようとする人がいるかもしれないと考え、いつでも停止できるよう速度を落とす準備をする必要があります。
歩行者優先:横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいる場合は、その手前で一時停止し、歩行者に道を譲らなければなりません。これは道路交通法で定められた義務です。
「交差点あり」という意味ではないため、このマークがあるからといって必ずしも交差点があるとは限りません。交差点ではない、道路の途中に設置された横断歩道の手前にもこのマークはあります。
- 問題6
【問題】:二輪車や原付は「自転車専用道路」に入って走行しても違反にはならない
【答え】:×
【解説】二輪車(オートバイ)や原付(原動機付自転車)が「自転車専用道路」を通行することは禁止されており、明確な違反行為となります。
自転車専用道路のルール
「自転車専用道路」は、その名の通り自転車だけが通行できるように法律で定められた道路です。この標識がある道路では、自転車以外の車両(歩行者も含む)は原則として通行できません。なぜ二輪車・原付は通れないのか?
エンジンが付いている二輪車や原付は、法律上「自転車」ではなく、それぞれ「自動二輪車」「原動機付自転車」に分類されます。これらは自転車よりもはるかに速度が出るため、自転車専用道路を走行すると、自転車との速度差から追突事故などを引き起こす危険性が非常に高くなります。例外はあるか?
道路外の施設(駐車場や店舗など)に出入りするために横切る場合など、ごく限定的な「やむを得ない場合」を除き、走行目的で進入することはできません。
- 問題7
【問題】:自転車が歩道でベルを鳴らしながら走行し、進行方向の歩行者をよけさせていることは違反である
【答え】:⚪︎
【解説】自転車のベルを、前方の歩行者をよけさせる(どかす)目的で鳴らすことは、道路交通法で禁止されています。
ベルは「警音器」
自転車のベルは、法律上、自動車のクラクションと同じ「警音器」という扱いです。「すみません、通ります」といったコミュニケーションの道具ではありません。鳴らして良いのはごく限られた場面のみ
道路交通法では、警音器(ベル)を鳴らさなければならない、または鳴らしてもよい場面を以下のように定めています。標識による指示がある場所
「警笛鳴らせ」の標識がある山道や見通しの悪い交差点など。
危険を防止するため、やむを得ないとき
例:歩行者が急に飛び出してきた、他の自転車がふらついてぶつかりそうになった、など、衝突を避けるための緊急時に限られます。前方をゆっくり歩いている歩行者に対して「どいてほしい」という理由でベルを鳴らすことは、この「やむを得ないとき」には該当しません。
歩道では「歩行者優先」
そもそも、自転車が例外的に歩道を通行できる場合でも、絶対的に歩行者が優先です。自転車はすぐに止まれる速度(徐行)で走る義務があり、歩行者の通行を妨げる場合は自転車側が一時停止しなければなりません。
- 問題8(3択)
【問題】:事故があった際のとるべき行動として次のうち正しいものはどれか?
1. 相手のいない自損事故の場合は、警察に届けなくても良い
2. 走行中に、隣の車両のミラーに当たったが、かすっただけなのでそのまま走行しても良い
3. 怪我が無く「相手が大丈夫だ!」と言っていても、必ず警察に届け出る必要がある
【答え】:3
【解説】相手のいない自損事故の場合は、警察に届けなくても良い → 間違い
単独でガードレールや電柱にぶつかったような自損事故(物損事故)の場合でも、道路交通法により警察に報告する義務があります。なぜ報告が必要か?
事故証明書の発行: 警察に届け出ないと、車の修理に保険を使う際に必要な「交通事故証明書」が発行されません。
公共物の破損: ガードレールなどを壊した場合、その損害を賠償する責任があります。報告を怠ると当て逃げになる可能性があります。
二次災害の防止: 道路上の散乱物などを片付け、後続車が新たな事故を起こすのを防ぐためにも報告は重要です。
走行中に、隣の車両のミラーに当たったが、かすっただけなのでそのまま走行しても良い → 間違い
たとえ「かすっただけ」で損害が軽微に見えても、その場を立ち去ることは当て逃げ(報告義務違反・危険防止措置義務違反)という重大な違反行為になります。必ずすべきこと:
すぐに車を安全な場所に止め、相手の車両の損害を確認します。
相手の運転手に声をかけ、警察に連絡します。
自分ではたいしたことがないと思っても、相手にとっては重要な問題です。その場を去ることで、状況は大きく悪化します。
怪我が無く「相手が大丈夫だ!」と言っていても、必ず警察に届け出る必要がある → 正しい
たとえ相手が「大丈夫」「警察は呼ばなくていい」と言ったとしても、事故の当事者には警察への報告義務があります。これは法律で定められており、相手の同意があっても免除されません。なぜ報告が必要か?
後日のトラブル防止: その場では何ともなくても、後から痛みが出たり(むち打ちなど)、車の故障が見つかったりすることがあります。警察への届出がないと、後から「事故があった」という公的な証明が困難になり、治療費や修理費をめぐって大きなトラブルに発展する可能性があります。
示談は警察への報告後: 当事者同士の話し合い(示談)は、必ず警察への報告を済ませてから行うのが鉄則です。
事故の大小や相手の言葉にかかわらず、事故が起きたら必ず警察に連絡することが、自分と相手を守るための最も重要な行動です。
- 問題9(3択)
【問題】:自分のアカウント情報について次のうち正しいものはどれ?
1. 自分のアカウントを他者に貸し出すのは問題ない
2. 親族の場合に限り、アカウントを貸し出すのは問題ない
3. 他人にドライバーアプリのIDやPASSを教えたり、アカウントを転貸することは許されない
【答え】:3
【解説】配達業務に使用するアカウントを第三者へ貸し出したり、代わりに配達してもらうなどの行為は、出前館の規約違反に該当し、アカウント停止になる場合があります。
また、転貸したアカウントによる違法行為や、その他規約違反行為の責任は、アカウントの契約者に発生します。
- 問題10(3択)
【問題】:SNSの利用について次のうち正しいものはどれ?
1. SNSで他の配達員に対して対応や梱包が悪い店舗を共有するのは問題ない
2. 配達業務で知り得た情報や出前館に関する情報をSNSに公開するのは禁止されている
3. 配達実績などアプリ画面のスクリーンショットをSNSで公開しても問題無い
【答え】:2
【解説】稼働中に入手した出前館に関わる情報はSNSや外部に情報を載せないようにしましょう。
規定違反でアカウント失効や、刑事上の罪、会社から民事上の損害賠償の請求がされる場合があります。
- 問題11(3択)
【問題】:個人情報の取り扱いについて次のうち正しいものはどれか?
1. 配達中に知り得たお客様の名前など、出前館の配達員同士であれば個人的に共有しても、問題ない
2. お届け先の方の住所に私的に訪れたり、個人的に利用するだけであればプライベートなので問題ない
3. 配達中に知り得た個人情報は、プライベートで使用したり、他人に教えたりすることは禁止されている
【答え】:3
【解説】出前館の配達員同士であってもお客様の個人情報を共有することは禁止されています。
また、お客様の氏名や住所が記載されたアプリ画面の共有も禁止されています。
- 問題12(3択)
【問題】:身だしなみについて次のうち正しいのはどれ?
1. 自転車稼働の時は、動きやすさが大切なので半ズボンを着用して配達した
2. 配達する際、足の肌部分が露出しないよう、長ズボンや靴を着用して配達した
3. 服装・働く時間は自由なので、クロックスやサンダルで配達するのは問題ない
【答え】:2
【解説】配達時の身だしなみについて留意していただく点は、以下のポイントです。
服装の清潔感
臭い(香水やたばこ等)
入れ墨やタトゥーお客様に不快感を与えないよう、十分に配慮しましょう。
- 問題13(3択)
【問題】:置き配でのお届けについて、次のうち正しいのはどれ?
1. 置き配でのお届け時にはお届け先に間違いがないことを確認し、写真を撮影したうえで配達完了とする
2. お客様から「チャイム希望」と要望があったが、置き配写真を撮ったのでチャイムを鳴らさずその場から離れた
3. 商品が崩れている状態でも、置き配の場合はそのまま配達してもよい
【答え】:1
【解説】
置き配でのお届けでは、指定の場所に商品を置き、写真を撮影して配達完了となります。
- 問題14(3択)
【問題】:配達中に商品をお届けできなくなってしまった場合の対応として、次のうち正しいものはどれ?
1. 出前館のカスタマーセンターに電話して対応の相談をする
2. 配送サポートセンターに電話して対応の相談をする
3. お客様に電話し、配達が出来ない旨を伝えて、お客様にてキャンセル処理をしてもらう
【答え】:2
【解説】配達中に困った際、確認する先は【配送サポートセンタ一】です。配達アプリ上のボタンから電話できます。
お客様に依頼して商品のキャンセルをしてもらうことはできません。またお客さま用の窓口である出前館カスタマーセンターにご連絡いただいても、配達員のヘルプ対応はできません。
- 問題15(3択)
【問題】:現金の取り扱いを【あり】に設定した場合について次のうち正しいものはどれ?
1. 出前館の注文では1円単位での請求が発生することは無いので、1円単位で釣銭を用意する必要は無い
2. 配達時には必ず釣銭金を用意しなければならず、目安として18,035円程度用意しておく必要がある
3. 釣銭が切れてしまったので、お客様に「翌日持ってきます。」と伝えて配達完了にした
【答え】:2
【解説】出前館の注文では1円単位でのお釣りが発生する為、現金決済の注文を扱う場合は釣銭は5,000円札1000円札や小銭で1円単位での準備する必要があります。
なぜ18,035円なのか?というと、どんなお釣りでもお返しできる状態の目安で、5千円×1枚、千円×10枚、500円×2枚、100円×15枚、50円×6枚、10円×20枚、5円×5枚、1円×10枚を用意すると合計で18,035円になります。
- 問題16(3択)
【問題】:配達する際の注意点について次のうち正しいものはどれ?
1. 配達中はイヤホンを着用して音楽をかけながら配達しても問題ない
2. 自転車で配達する場合も、安全の為ヘルメットを着用しなければならない
3. 配達に使用する車両だが、自転車であれば配達前に車両の点検などを行う必要は無い
【答え】:2
【解説】
交通安全のため、交通規定やルールに従っていただくことはもちろんですが、配達中の運転マナーや接客応対態度はご自身で思う以上に、周りの方に見られているものです。配達業務中であることを意識して正しい対応をする必要があります。
- 問題17(3択)
【問題】:代引き預り金(お客様から現金でお預かりした商品代)の取扱いについて次のうち正しいものはどれ?
1. 代引き預り金の清算が必要な場合は、入金依頼のメールが届くので期日内に入金しなければならない
2. 代引き預り金は、必ず配達報酬と相殺されるので清算する必要はない
3. 代引き預り金の入金を忘れていたが、謝罪のメールをしたのでアカウント停止などになることはない
【答え】:1
【解説】配達開始後、一定の条件に達すると、代引き注文が扱えるようになります。
代引きでお預かりした現金の清算は、配達報酬と相殺され配達報酬額を超える預かり金は、入金依頼のメールが届き次第精算する必要があります。
- 問題18(3択)
【問題】:出前館での使用する車両について次のうち正しいものはどれ?
1. 125ccのバイクで登録していたが、250ccのバイクに買い替えたのでそのまま、250ccのバイクを配達に使用した
2. 登録車両は「原付」だが、事業用ナンバーを取得しているので、貨物車(四輪)で配達しても問題ない
3. 事業用ナンバーを取得していても、出前館に登録している車両以外で配達することは禁止されている
【答え】:3
【解説】
250ccのバイクを配達に使用する場合は、管轄する運輸支局等の窓口に届け出を行い、事業用ナンバー(緑ナンバー)を取得する必要があります。
- 問題19(3択)
【問題】:加盟店で商品を受け取る際に注意すべき点について次のうち正しいのはどれか?
1. 店舗の商品提供が遅れている場合は、店舗に対して注意や商品提供を急かすことが出来る
2. 配達員も客なので、お客様専有部(お手洗いなど)を店舗の許可なく勝手に使用してもいい
3. 加盟店で商品を受け取る際は、他のお客様のご迷惑にならない場所で待機する
【答え】:3
【解説】加盟店での商品提供が遅れている場合、注意や商品提供をせかすことはしないようにしましょう。
忙しい時間帯のちょっとした言葉遣いや態度などで誤解が生じ、加盟店様と配達員の間でのトラブルに発展してしまうことがありますのでご注意ください。
- 問題20(3択)
【問題】:お客様宅について、商品をお渡しする際の対応について次のうち正しいのはどれか?
1. オートロックのお宅でも、エントランスの入り口が開いていたら、そのままお客様のお部屋まで行って良い
2. お届け先に到着して、アプリの「配達完了」をスワイプしてから、お客様に商品をお渡しした
3. エントランスで、部屋番号を入力した際、無言で開錠されたが、「出前館ですありがとうございます」とモニター越しにお辞儀で挨拶をしてからマンションの敷地内に入った
【答え】:3
最後にテストの結果が表示され全てに丸印がついた状態で、正解率が100%で合格となります。お疲れ様でした!

6. アカウント発行(配達開始)
確認テスト合格後、5営業日以内に「【出前館】配達員アカウントを発行しました ※要保存※」という件名で、配達員専用のドライバーアプリにログインするためのIDが記載されたメールが届きます。
メールに記載のURLからパスワードを設定しドライバーアプリにログインすれば、出前館の配達員として配達を始めることができます。

※パスは8〜32文字で大文字、小文字、記号の3つを入れないと設定できません
マイ登録情報のログイン情報と混同しがちですが、ドライバーアプリとマイ登録情報のログイン情報は別のものになります。また、ドライバーアプリのパスワード設定は、メールの受信から7日以内に行う必要がありますのでご注意ください。
▽ドライバーアプリのダウンロードはこちら▽
原付・バイクは任意保険が必須、自転車は推奨
出前館は、自転車を除いた、原付バイク(125cc~)バイク(126cc~)軽自動車で配達する場合は任意保険の加入が必須です。
自転車は必須ではなく推奨
自転車の場合は、出前館が用意する保険(配達中のみ)が優先的に適用されるため自身での加入は必須ではありません。ただ補償範囲は配達中に限るため、出前館では待機中の補償に対応する保険加入を推奨しています。
原付・バイクの場合、「副業だから必要無いのでは?」ということは無く、加入していることを証明する書類が無いと登録自体が出来ません。
どんな保険を選ぶか?や、加入する手間もさることながら「保険料が自腹」というのが、ネックになり始めるのを躊躇する方が多いように思いますが、どう判断するかは人それぞれです。
出前館が推奨する補償内容
出前館では、業務中でも補償が適用でき、対人無制限、対物1,000万円以上の賠償責任補償が推奨されていますが、この推奨に満たない内容でも登録は可能です。
筆者の場合は、現在は緑ナンバーのバイクで配達を行っているため、東京海上日動のバイク保険(業務対応)に加入しています。
お近くのホンダドリームや2りんかんなどの代理店で加入ができますのでチェックしてみましょう!
まとめ
この記事では、出前館の配達員登録の方法から、実際に業務を始めるまでの流れを詳しく解説しました。最後に、重要なポイントを振り返りましょう。
・登録は公式サイトから簡単: 配達員の登録手続きは、公式サイトから数ステップで簡単に行えます。
・必要なものを事前に準備: 登録には身分証明書や車両情報などが必要です。あらかじめ準備しておくとスムーズに進みます。
・メリットは高単価と自由な働き方: 出前館の配達員は、業界最高水準の報酬単価と、自分のペースで働ける自由さが大きな魅力です。
・デメリットも理解しておく: 配達エリアや時間帯によっては稼ぎにくい場合があることや、個人事業主としての責任も理解しておく必要があります。
出前館の配達員は、副業を探している方や、すきま時間を有効活用したい方に最適な仕事の一つです。この記事で紹介した手順とコツを参考に、ぜひ配達員デビューを目指してみてください。
























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【問題】:自転車は軽車両なので 歩道を通行している場合でも、歩行者用信号機ではなく車両用信号機に従う
【問題】:歩道に歩行者がいない場合、自転車は運転者の年齢や道路標識等の有無にかかわらず、歩道を通行できる



































