Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録の手順・方法を紹介しながら、加盟店としての営業をスムーズにスタートできるよう、事前の確認事項と決定しておくべき項目について解説しています。
デリバリーやテイクアウトサービスの登録前に、考えること・やることの多い店舗担当者が、失敗しないために「いま知りたい事」についてまとめていますのでぜひ参考にしてください。
▽この記事でわかること▽
- Uber Eats 店舗登録の条件とエリア
- 登録に必要な初期費用・販売手数料・売上の入金サイクル
- 店舗登録の手順・方法
- 登録手順を始める前に決定しておく事
- メニュー表(メニューシート)について
- 容器・包装資材・カトラリーについて
最終更新日:2024年1月16日
Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟店とは?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の加盟店とは、正式名称「 Uber Eats レストランパートナー」のことを言い、Uber Eats とパートナー契約を結ぶことによって、アプリまたはWebサイト上で商品が掲載され販売を行うことができる店舗のことです。
Uber Eats と言えばデリバリーのイメージが強いですが、ユーザー自身が加盟店へ注文商品を取りに来るテイクアウトでの販売も可能です。
日本では 2016年に東京でデリバリーサービスを開始して以降、今やこの加盟店数は全国で18万店※以上、「すでに始めているよ」という店舗も周りにいるのではないでしょうか?
※2022年7月時点
▽加盟店数のグラフ▽
この数字を見ればその人気ぶりをうかがい知ることができますが、加盟店になることのメリットは非常に大きく、「配送スタッフ不要」「かんたんに運用できる」などが代表的なメリットとして挙げられるでしょう。
加盟店の仕組みとメリット
加盟店になると、Uber Eats のシステムやアプリを利用することができると同時に、デリバリー注文の場合は配達を担当する配達パートナーに商品を運んでもらうことができます。
このため、店舗で配達スタッフを雇ったり配達用のバイクを購入する必要なくデリバリー販売を開始することができます。
▽加盟店の仕組み▽
また、運用方法がかんたんな点にも注目です。
上画像の仕組みのように加盟店の役割は②オーダーを受け取って③調理を行い⑤配達パートナーに商品を預けるだけ。
従来の出前のように、電話で注文を取って ⇒ 住所を聞いて ⇒ 調理して ⇒ 配達に行って ⇒ 集金するという必要はなく、加盟店は②オーダーを受けて、③調理に専念し後は、⑦売り上げの入金を待つのみ。
デリバリーにおける必要作業を、それぞれが分担することにより、ユーザーは便利に使える&加盟店は売上UPと効率化&配達パートナは新たな収入源の確保と、3者に大きなメリットが期待できるのがこの仕組みの大きな特徴となります。
デリバリー・テイクアウト市場の推移
世界23ヶ国で消費者パネル調査を行う、サカーナ・ジャパン株式会社(旧エヌピーディー・ジャパン)の調査レポートによると、国内のデリバリーとテイクアウト市場の推移は下記のようになっています。
まずは、2022年のデリバリー市場は昨年比1.6%減の7,754億円になっており、新型コロナの影響で4度の緊急事態宣言が出た2021年をピークに停滞、今後は縮小の一途を辿るのか?2023年以降どのように推移していくのかが注目されます。
一方テイクアウト市場は、2022年に入っても活況を呈しており前年比9.7%増の1兆9,267億円と市場規模を拡大しています。
年 | デリバリーの市場推移 | テイクアウトの市場推移 |
---|---|---|
2019年 | 4,183億円 | 1兆7,040億円 |
2020年 | 6,271億円 | 1兆6,610億円 |
2021年 | 7,878億円 | 1兆7,560億円 |
2022年 | 7,754億円 | 1兆9,267億円 |
2020年以降、新型コロナウイルスの影響で人々がライフスタイルを変えざるを得ない中、ニーズが変化し、中食に対応する店舗の増加やゴーストレストランなどが注目されてきました。
しかし、2022年に入り感染者数は8月にピークを迎えそこからは減少傾向へ、これとともに徐々にイートインへの客足が回復する一方で、コロナ禍の生活が定着した方の存在も見逃せません。
デリバリーの市場は減少しているもののほぼ横ばい状態、テイクアウトに関しては市場拡大というデータから見ても、この2つまたはいずれかが人々の生活に根付いたという見方ができるでしょう。
店舗登録の条件・エリア・初期費用・入金日は?
Uber Eats(ウーバーイーツ)の店舗登録は、登録前にやること・確認しておくことが山積みです。
登録を開始してから「知らなかった」「思ってたのと違った」となってしまっては、労力の無駄遣いになってしまうため事は慎重に進めたいところ。
だけど「なにから手を付けていいか分からない」とお悩みの方は、まずは「基本の条件」「エリア」「費用」「入金サイクル」この4つの基本事項をチェックしましょう。
店舗登録の条件
飲食店や小売店などの店舗が Uber Eats へ登録するための条件は下記の通りです。
▽登録条件▽
- 個人・法人どちらの形態でも登録可能
- 固定の住所にて営業を行う店舗であること※移動販売車(キッチンカー)などは不可
- 営業許可証があること
- 週4日以上で1日の営業時間が3時間以上あること
- 5種類以上のメニューやトッピングがあること(15種類以上推奨)
- タブレット端末およびインターネット回線があること(タブレットは Uber Eats からレンタル可)
すでに店舗を運営している方にとってはどれも難しい条件ではないため問題ないでしょう、ただネックになり得るのがインターネット環境でこれは常時接続が必須です。
「店舗が地下にある」などでネットが繋がらない・繋がりづらい状況にある場合は対策が必要になるでしょう。
店舗登録できるエリア
店舗登録ができるエリアは、日本全国47都道府県に対応しており対応範囲は下記のマップからご確認いただけます。
赤い範囲がサービスエリアとなり、この範囲内で店舗を構えている事業者は登録が可能です。
▽全国47都道府県のエリアマップ▽
▽店舗登録できる都市一覧▽
- 北海道・東北地方
-
旭川市、石狩市、江別市、小樽市、釧路市、札幌市、千歳市、苫小牧市、函館市、北斗市 青森県 青森市、八戸市、弘前市 岩手県 盛岡市、滝沢市 宮城県 岩沼市、塩竃市、仙台市、多賀城市、富谷市、名取市、宮城郡利府町 秋田県 秋田市 山形県 天童市、山形市 福島県 会津若松市、いわき市、郡山市、福島市
※記載都市の一部エリアを除く
- 関東地方
-
茨城県 鹿嶋市、神栖市、つくば市、土浦市、古河市、日立市、水戸市 栃木県 足利市、宇都宮市、鹿沼市、河内郡、小山市、下都賀郡、下野市 群馬県 伊勢崎市、邑楽郡、太田市、高崎市、前橋市 埼玉県 朝霞市、上尾市、入間市、桶川市、春日部市、加須市、川口市、川越市、北本市、行田市、久喜市、熊谷市、鴻巣市、越谷市、さいたま市、幸手市、志木市、草加市、所沢市、戸田市、新座市、蓮田市、羽生市、東松山市、深谷市、富士見市、ふじみ野市、本庄市、三郷市、八潮市、吉川市、和光市、蕨市 千葉県 我孫子市、市川市、市原市、印西市、浦安市、柏市、鎌ヶ谷市、木更津市、君津市、佐倉市、千葉市、富里市、流山市、習志野市、成田市、野田市、船橋市、松戸市、八千代市、四街道市 東京都 東京23区、あきる野市、昭島市、稲城市、青梅市、清瀬市、小金井市、国分寺市、国立市、小平市、狛江市、立川市、多摩市、調布市、西多摩郡、西東京市、八王子市、羽村市、東久留米市、東村山市、東大和市、日野市、府中市、福生市、町田市、三鷹市、武蔵野市、武蔵村山市 神奈川県 厚木市、綾瀬市、伊勢原市、海老名市、小田原市、鎌倉市、川崎市、相模原市、座間市、逗子市、茅ヶ崎市、秦野市、葉山町、平塚市、藤沢市、三浦市、大和市、横須賀市、横浜市 ※記載都市の一部エリアを除く
- 中部地方
-
新潟県 新発田市、新潟市、長岡市 富山県 富山市、高岡市 石川県 金沢市、河北郡、小松市、白山市、野々市市 福井県 坂井市、福井市 山梨県 甲斐市、甲州市、甲府市、昭和市、中央市、韮崎市、笛吹市、南アルプス市、山梨市 長野県 長野市、松本市 岐阜県 大垣市、各務原市、岐阜市、羽島市、瑞穂市、本巣市 静岡県 磐田市、御殿場市、静岡市、清水市、裾野市、駿東郡、沼津市、浜松市、富士市、三島市 愛知県 愛西市、あま市、安城市、一宮市、稲沢市、犬山市、稲沢市、岩倉市、大府市、岡崎市、尾張旭市、春日井市、刈谷市、北名古屋市、清須市、江南市、小牧市、瀬戸市、高浜市、知多市、知立市、津島市、東海市、常滑市、豊明市、豊川市、豊田市、豊橋市、名古屋市、長久手市、西尾市、日進市、半田市、碧南市、みよし市、長久手市 ※記載都市の一部エリアを除く
- 近畿地方
-
三重県 津市、松坂市、四日市市 滋賀県 犬上郡、大津市、草津市、彦根市、守山市、野洲市、栗東市 京都府 宇治市、木津川市、京田辺市、京都市、城陽市、長岡京市、向日市、八幡市 大阪府 茨木市、羽曳野市、河内長野市、貝塚市、岸和田市、狭山市、交野市、高石市、高槻市、阪南市、堺市、四條畷市、守口市、松原市、寝屋川市、吹田市、摂津市、泉佐野市、泉大津市、泉南市、大阪市、大東市、池田市、東大阪市、藤井寺市、柏原市、八幡市、八尾市、富田林市、豊中市、枚方市、箕面市、門真市、和泉市 兵庫県 明石市、芦屋市、尼崎市、伊丹市、加古郡、加古川市、川西市、神戸市、宝塚市、たつの市、西宮市、姫路市、三田市 奈良県 橿原市、香芝市、桜井市、大和郡山市、大和高田市、天理市、奈良市 和歌山県 和歌山市 ※記載都市の一部エリアを除く
- 九州・沖縄地方
-
福岡県 飯塚市、糸島市、大牟田市、大野城市、春日市、糟屋郡、北九州市、久留米市、古賀市、宗像市、太宰府市、筑紫野市、中間市、那珂川市、福岡市、福津市 佐賀県 佐賀市 長崎県 佐世保市、長崎市、西彼杵郡 熊本県 荒尾市、菊池郡、熊本市、合志市 大分県 大分市、別府市 宮崎県 北諸県郡、延岡市、日向市、都城市、宮崎市 鹿児島県 鹿児島市 沖縄県 糸満市、浦添市、うるま市、沖縄市、宜野湾市、島尻郡、中頭郡、南城市、豊見城市、那覇市 ※記載都市の一部エリアを除く
店舗登録にかかる費用
2023年9月現在、新規登録にかかる事務手数料、タブレット端末設定手数料などが免除されるキャンペーンを行っているため、登録にかかる初期費用は無料となっています。
※月額費、年会費、解約金、違約金はかかりません
初期費用 | 月額・年会費 | 解約金・違約金 |
---|---|---|
キャンペーン中につき 0円※ | 0円 | 0円 |
※初期費用の免除は、予告なく終了することがあります
その他に必要な費用としては、ユーザーに商品を見てもらうためのメニュー写真の撮影代行費用と、オーダーを受けるためのタブレット端末が必要になります。
【写真撮影】
写真撮影は、基本的にご自身での撮影は推奨されていないため、Uber Eats から派遣されるプロカメラマンによる撮影代行(2〜3万円程度)をおすすめします。
【タブレット】
タブレットは、Uber Eats からレンタル(22,000円程度)し売上から分割で天引きしてもらう事も出来ますが、購入したほうが安く最新機種が手に入る場合もあるため購入をおすすめします。
メモリが2GBだと少しもたつくので、4GB以上のメモリを搭載していて10型程度の液晶の大きさが使いやすくおすすめです。
振り込み(支払い)日・入金サイクル
Uber Eats 加盟店の売上の支払いは週支払いとなります。
入金サイクルは、毎週月~日曜日(週末締め)までの売上が翌週の火~水曜日※に振り込まれることとなるため、ユーザーの支払い方法に関わらず売上が上がった翌週には現金化が可能です。
入金サイクル | 起算日 | 締め日 | 振り込み日 |
---|---|---|---|
週末締め、翌週支払い | 月曜日 | 日曜日 | 火~水曜日※ |
※受け取り金融機関によって異なります
通常、自前でクレジット決済などを導入すると、売上が上がった翌月の振り込み(月末締め、翌月支払い)などになるため、キャッシュフローの改善につながると言えそうです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗登録の手順
Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗登録の手順は下のスライドの通り。
登録完了までにかかる時間は、最短2週間から最長で2カ月程度、込み具合によって多くの日数がかかるためお急ぎの方は早めに申し込みを済ませましょう。
▼レストランパートナーの登録手順▼
手順を始める前に
店舗登録の手順を始める前に、確認または決定しておいた方が良い項目はまだまだありますので、ここに各項目のチェックリストを用意しました。
事前に各項目について決めておくことで登録がスムーズに進むため、前もって考えておきましょう。
基本項目
✓ 何店舗出店するか?(複数店舗の出店も可能)
✓ 担当者の選定
✓ メールアドレス・電話番号(店舗の固定電話でイートインの営業に支障が出る場合は携帯電話も可)
冒頭で説明の通りデリバリーと比較してテイクアウトの市場規模は2倍強、このため「配達」だけではなく「お持ち帰り」での販売を選ぶことと、これに向けた運用方法の構築が重要。
店舗営業に関する項目
✓ Uber Eats での営業日と営業時間(週4日以上、1日3時間以上必須)
✓ Uber Eats での営業開始日
✓ 写真撮影はプロに代行するか?
予定している店舗名は「何を提供するお店か」すぐに分かりますか?ユーザーがアプリで画面をスクロールする速度は高速です。一瞬で何のお店か分からない店舗名または店舗写真は「流し見」されるだけで終わります。売りたい商品をしっかりとアピールできる店舗名と写真になっているかが重要です。
▽店舗名の参考例を見てみよう▽
▽使っちゃいけないNGワードはこちらでチェック▽
メニューに関する項目
✓ メニュー説明の考案
✓ 商品価格の決定(デリバリーとテイクアウトの価格はそれぞれ別)
✓ アルコール類・生肉の他、免許または許可が必要なメニューを提供するか?(各種免許・許可証の提出が必要)
メニュー数は15品以上が推奨されていますが、これは必須と考えた方が良いでしょう。この15品は、Uber Eats が加盟店を評価する基準値の最低ラインのため、これよりも少ない場合はアプリ内の表示順位に影響が出る可能性があります。その他、各メニューの商品写真、商品説明を必ず入れることも重要です。
メニュー表について
②書類の提出で、メニュー表(メニューシート)をエクセルで提出します。
メニュー情報を入力するフォーマットが Uber Eats から送られますので、このフォーマットに沿って入力を進めますが、
パソコンなどにエクセルが入っていないという方は、Microsoftアカウントがあれば無償で「Web版のOffice」が利用できるため問題ありませんが、そもそも使ったことが無いという方は知人に相談してください。
入力方法の解説やガイドが付いていますが、エクセルの操作方法までは記載されていないため人に頼むのが一番です。
利用できない金融機関
⑤管理画面にて売り上げを受け取るための口座を設定しますが、Uber Eats では利用できない金融機関があることにご注意ください。
▽利用できない金融機関▽
- 農協、信連( JA)
- 一部の信用組合
- 一部の信用金庫
- 漁協、魚連( JFA)
- 労金
Uber Eats(ウーバーイーツ)加盟店の手数料
Uber Eats の加盟店が販売時にかかる手数料は、デリバリー注文が35%・テイクアウト注文が12%※となり、売上の合計から手数料が差し引かれた金額が入金されます。
※税抜
▽販売手数料▽
- デリバリー注文:35%+税
- テイクアウト注文:12%+税
月額・年会費などの固定費は掛かりませんが、販売を行った際にこれらの手数料がかかる事となります。
※売上が無い場合は支払う必要はありません。
このため、イートインとデリバリー・テイクアウトでは収益構造が全く異なるものとなるため、手数料を加味した商品価格の設定や必要であればメニュー開発が必要となるでしょう。
容器・包装資材・カトラリーについて
デリバリー・テイクアウトで使用する容器や包装資材などは、各加盟店でメニューにあったものを用意する必要があります。
また、ユーザーが希望した場合にカトラリー(箸やスプーンなど)を用意する必要があるため、これらの費用を考慮した商品価格の設定を検討しましょう。
その他、おしぼりや商品説明(温める時の注意書きやアレルギー表記など)やメッセージカードなど、ユーザーへの配慮や感謝の気持ちを込めた工夫をしている加盟店も多く見られるため、可能であれば取り入れるのも良いでしょう。
一般的な容器のコスト
容器の種類によって大きく変わりますが一般的な容器のコストは、
▽容器のコスト※▽
- 丼もの容器:40~60円
- カレー容器:50~70円
- お弁当容器:30~50円
※当サイト調べ
購入するロット数によっても変わりますが、最初はサンプルや小ロットで購入し改善点があれば別のものを試していくのが良いでしょう。
特に容器は、ユーザーの満足度に直結するため、「食べやすい」「盛り付けが崩れない」「捨てやすい」など、注文者の立場になって選択を行いたいところ。
あとは、ユーザーが希望した場合にのみ付けるカトラリー類(割りばし1~3円、プラスチックのスプーン5~7円)や、持ち帰り用の袋(ビニール袋1~3円)などが、デリバリー・テイクアウトで必ず必要になるコストとなるでしょう。
▽レストランパートナー公式ページはこちら▽
Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗登録まとめ
Uber Eats への店舗登録方法を解説してきましたが、条件やエリア・入金サイクル・必要なコスト・手数料など、登録を検討する材料が多く決断に悩んでいる店舗も多いと思いますが、デリバリーやテイクアウトが今後もっと拡大していくことを考えると、Uber Eats への登録は始まりの一歩にすぎません。
デリバリーやテイクアウトでよく注文の入る人気商品や時間帯のデータを集計すれば、店舗内営業に活かすこともできますし、Uber Eats の顧客が来店客になることも期待できるでしょう。
また、在庫の回転が速くなるためその分新鮮な食材を提供できることもイートインのメリットになります。
そして、次なる一手としてレトルト商品などを開発して各家庭でローリングストックとしてお店の味を楽しんでもらう事や、他社サービスに頼らない自社サイト販売・自社配達なども考えられるでしょう。
この実現のために重要なのは、デリバリーやテイクアウト販売を行っていることを認知してもらうために効率の良い販売チャネルを持つこと。
この手段として Uber Eats はあなたのお店にとって頼もしいビジネスパートナーになるでしょう。
Uber Eats(ウーバーイーツ)店舗登録に関するよくある質問
①店舗登録の方法は?
Uber Eats の店舗登録方法は下記の通りです。
- 申し込み
- 書類の提出
- 審査
- 電子契約
- 管理画面ログインし銀行口座の設定
- メニュー確認
- 商品の写真撮影
- 最終確認
- 開店日の設定
- 営業開始
②加盟店の登録料は?
2023年9月現在、新規登録にかかる登録料は免除されるキャンペーンを行っているため、初期費用は無料。月額費、年会費、解約金、違約金等は一切不要です。
※初期費用の免除は、予告なく終了することがあります
③店舗登録の完了までにかかる時間は?
最短で2週間程度、最長で2か月程度の日数がかかり、時期または込み具合によって必要な時間が異なります。
④加盟店用のアプリはありますか?
2種類あり、それぞれできることは下記の通りです。
・Uber Eats Orders(ウーバーイーツオーダーズ)※iOS・Android対応
-顧客の注文管理
-配達担当者のトラッキング
-メニューの調整
Uber Eats Orders は、主に営業中に店頭で使用する注文管理アプリです。
・Restaurant manager(レストランマネージャー)※iOS・Android対応
-顧客の注文管理
-実績データとフィードバックを確認
-メニューや準備時間を更新
-アプリ内プロモーションを設定
-マーケティング
-データ分析
Restaurant manager は、主にバックヤードで使用する注文データ分析アプリです。
⑤店舗の登録後に店舗名やメニューの変更はできる?
店舗名は変更可能です。変更時は Uber Eats へお問い合わせください。
メニューや商品価格はレストランパートナー専用アプリで、いつでもカスタマイズができます。
⑥なぜ何店舗も出店するのか?
実店舗で様々なメニューを提供している場合(例えばピザとパスタと肉料理など)、ピザ専門店・パスタ専門店・肉料理専門店のように3店舗展開したほうが多くのユーザーの目に留まる可能性があります。
これは検索ユーザーに非常に有効で、例えばアプリ内で「ピザ」と検索するとピザを取り扱う加盟店が表示され、「パスタ」と検索するとパスタを取り扱う加盟店が表示されるためユーザーはその中から注文するお店を選びます。
このため、自身が運営する加盟店によく検索されるキーワードが多いほど、検索ヒットする確率が上がるため多くのユーザーの目触れることが期待できます。
⑦出店のデメリットは?
- 販売時にかかる手数料(デリバリー35%+税・テイクアウト12%+税)
- タブレットのレンタルおよび購入、その他初期投資
- 競合が多い
- 酒類の販売が難しい
- 認知度・固定客の獲得が難しい
- 店舗内のフロアオペレーションの複雑化
- キッチン(厨房)への負担
- 材料(在庫)管理および仕入
- スタッフのシフトおよびスケジュール調整
- 容器や包装資材の保管場所確保
- 会計業務の負担
- 加盟店の評価
など、加盟店によってさまざまですが店舗の運用状況や規模、担当者の考え次第で上記項目がデメリットになり得ます。
⑧加盟店の入金サイクルは?
毎週月曜日を起算日とし週末(日曜日)締め、翌週振込の週支払いとなります。
⑨販売方法は?
デリバリーとテイクアウトの両方またはいずれかが選択できます。
デリバリーの受注から配達までのおおまかな流れは下記の公式動画をご確認ください。
⑩問い合わせ先は?
お問い合わせ先は下記の通りです。
お問い合わせ先:r.jp@uber.com